日本の地名

茨城県つくば市の地名「葛城根崎」の歴史と地理的変遷

茨城県つくば市の地名「葛城根崎」の歴史と地理的変遷
茨城県つくば市にある大字「葛城根崎」の地理、歴史的変遷、および土地区画整理事業による区域の変化について解説する百科事典記事です。

📌 主なポイント

  • ✓葛城根崎は茨城県つくば市の中部、谷田部地区に位置する。
  • ✓江戸時代初期から中期にかけて苅間郷から分村して成立した歴史を持つ。
  • ✓2014年の土地区画整理事業による換地処分を経て、区域の一部が研究学園や学園南へと分離した。

葛城根崎(かつらぎねさき)は、茨城県つくば市の中部に位置する大字である。筑波研究学園都市の周辺開発地区に含まれており、蓮沼川が地域内を流れている。

葛城根崎の位置(茨城県内)
葛城根崎の位置(茨城県内)

地理と区域の変遷

首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス研究学園駅の周辺に位置する。かつては東西に分かれた飛び地で構成されていたが、葛城一体型特定土地区画整理事業による新市街地の開発に伴い、2014年の換地処分によって区域の大部分が研究学園や学園南の新町名へと移行した。現在の大字としての葛城根崎は、数十戸の既存集落と集会所が残る地域を中心に構成されている。

歴史

江戸時代には新治郡根崎村として存在し、正保年間または元禄年間に苅間郷から分村したとされる。慶長年間から延宝年間にかけて麻生藩領となり、のちに幕府領へ移った。明治時代に入り、1875年に茨城県所属となり、1889年の町村制施行に伴う合併で新治郡葛城村の大字根崎となった。1896年には筑波郡へ編入されている。戦後には村有地の開拓や日本自動車研究所の開設などが行われ、その後の筑波研究学園都市の形成やつくばエクスプレスの建設に伴い、地域の大部分が都市開発の用地として買収された。

行政区画の沿革

  • 正保年間または元禄年間 - 苅間郷より分村し、根崎村が成立。
  • 1889年4月1日 - 町村制施行に伴い、新治郡葛城村大字根崎となる。
  • 1955年3月31日 - 町村合併により、筑波郡谷田部町大字葛城根崎へ改称。
  • 1987年11月30日 - 市制施行および合併に伴い、つくば市大字葛城根崎となる。
  • 2002年11月1日 - つくば市が茎崎町を編入した際に「大字」の表記を廃止し、つくば市葛城根崎となる。
  • 2014年6月27日 - 区画整理事業の換地公告実施に伴い、一部区域が研究学園および学園南へ編入。

よくある質問

葛城根崎はどこに位置していますか?
茨城県つくば市の中部、筑波研究学園都市周辺開発地区に位置しています。
葛城根崎の地名の由来は何ですか?
かつての新治郡根崎村に由来し、1955年の町村合併時に同名の重複を避けるため旧村名の葛城を冠して葛城根崎となりました。
区域が縮小した理由は何ですか?
葛城一体型特定土地区画整理事業などの新市街地開発やつくばエクスプレスの建設に伴い、大部分の区域が研究学園や学園南の新町名へと移行したためです。

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筑波研究学園都市つくば市研究学園駅谷田部町

参考文献

平成29年度行政区別人口表 つくば市 (2017年8月9日), 角川日本地名大辞典 9 茨城県(角川書店), つくば市 | 研究学園駅地区の新住所について