測量機器

検潮儀の概要と測定方式

検潮儀の概要と測定方式
海面の昇降を測定し記録する装置である検潮儀(験潮儀)について、その役割やフロート式、水圧式、超音波式といった主な測定方式を解説します。

📌 主なポイント

  • 検潮儀は海面の昇降を測定・記録する装置であり、潮位計や水位計とも呼ばれる。
  • 主な測定方式にはフロート式、水圧式、超音波式の3種類がある。
  • 日本では測量法において永久標識として規定されている。

検潮儀(けんちょうぎ、験潮儀とも表記)は、海面の昇降を測定し、その結果を連続的に記録するための装置です。潮位計や水位計とも呼ばれ、潮汐の観測や海面水位の変動を把握するために不可欠な測量機器です。日本では測量法に基づき、験潮場とともに永久標識として位置づけられています。

主な測定方式

検潮儀は、水位を検出する仕組みによって主に以下の3つの方式に分類されます。

フロート式

最も伝統的かつ一般的な方式です。験潮井戸やパイプ内に設置したフロート(浮き)が水面の上下に合わせて移動する仕組みを利用します。フロートを吊るワイヤとプーリーを介して、水位の変化を機械的または電気的に記録します。井戸やパイプを使用することで、波浪による急激な水位変動の影響を抑え、安定した観測を可能にしています。

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よくある質問

検潮儀と潮位計は同じものですか?
はい、一般的に同じ装置を指します。文脈により検潮儀、潮位計、水位計などの名称が使い分けられることがあります。
なぜ井戸やパイプの中で測定するのですか?
波浪による海面の急激な変動(ノイズ)を抑え、潮汐による緩やかな水位変化を正確に記録するためです。
どのような測定方式が主流ですか?
フロート式が古くから広く利用されていますが、近年ではメンテナンス性や設置の容易さから、水圧式や超音波式も多く採用されています。

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参考文献

「検潮儀」『百科事典マイペディア、精選版 日本国語大辞典、デジタル大辞泉』コトバンク(2021年8月8日閲覧)