気象学
気圧配置の基礎と日本周辺における代表的な気象パターン

気圧配置の定義、地上天気図や高層天気図における大気擾乱の分布、および日本付近で見られる代表的な気圧配置の種類について解説する百科事典記事。
📌 主なポイント
- ✓気圧配置とは、地球上の低気圧や高気圧などの位置関係を指す言葉である。
- ✓気圧配置を等圧線を用いて図示したものは気圧配置図と呼ばれる。
- ✓日本付近では、西高東低や南高北低をはじめとする多様な気圧配置が現れる。
気圧配置(きあつはいち)または気圧分布(きあつぶんぷ)とは、地球上の大気における低気圧や高気圧などの位置関係を指す用語である。気圧配置の状態は、等圧線を用いた図によって表現され、これは一般的に気圧配置図と呼ばれる。
概要と天気図の関係
地上天気図や高層天気図には、高気圧や低気圧の位置だけでなく、前線や等圧線といった様々な気象情報、すなわち大気擾乱が示されている。このことから、天気図は大気擾乱の分布図として解釈することができる。
この大気擾乱の分布状況や位置関係をもとに、気象状況を分類・議論する際に気圧配置という概念が用いられる。例えば、西側に高気圧があり、東側に低気圧が位置する状況は「西高東低」と呼ばれ、日本の冬によく見られる典型的なパターンとして知られている。

日本付近における典型的な気圧配置の例
日本周辺は複雑な地形やモンスーンの影響を受けるため、季節や気象条件に応じていくつかの典型的な気圧配置があらわれる。
- 西高東低(冬型の気圧配置)
- 南高北低(夏型の気圧配置)
- 東高西低
- 北高型の気圧配置
- 梅雨型の気圧配置
- 南岸低気圧型の気圧配置
- 二つ玉低気圧型の気圧配置
- 日本海低気圧型の気圧配置
よくある質問
気圧配置とは何ですか?
地球上の低気圧や高気圧などの位置関係を指す用語です。
気圧配置図とはどのようなものですか?
気圧配置を等圧線を用いた図によって表現したものです。
日本付近の冬の典型的な気圧配置は何と呼ばれますか?
西高東低(冬型の気圧配置)と呼ばれます。
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参考文献
新田尚著、天気予報技術研究会編集「最新天気予報の技術改訂版」 東京堂出版 2000年9月 ISBN 4490204132