暦法・干支

甲寅(きのえとら)とは?干支の仕組みと歴史的出来事

干支の組み合わせの第51番目である甲寅(きのえとら)について、陰陽五行における位置づけや計算方法、歴史的な出来事を解説します。

📌 主なポイント

  • 甲寅は干支の組み合わせの第51番目である。
  • 十干の「甲」と十二支の「寅」はいずれも陽の木に属し、比和の関係にある。
  • 西暦年を60で割って54が余る年は紀元後の甲寅の年となる。
  • 1854年(嘉永7年/安政元年)は甲寅の年に当たり、安政東海地震や安政南海地震が発生した。

甲寅(きのえとら、こうぼくのとら、こういん)は、日本の伝統的な数理システムである干支(十干十二支)の組み合わせのなかで、第51番目に位置するものである。

十干の「甲(きのえ)」と、十二支の「寅(とら)」の組み合わせであり、前は第50番目の癸丑、次はおよそ次の巡りとなる第52番目の乙卯に挟まれている。

陰陽五行における解釈

陰陽五行説において、十干の「甲」は陽の木(木の兄)であり、十二支の「寅」もまた陽の木(木気)に分類される。そのため、十干と十二支が同じ性質を持つ「比和(ひわ)」の関係にある。

甲寅の年

西暦年を60で除算した際、余りが54となる年が紀元後の甲寅の年に該当する。直近の過去では1974年が甲寅の年であり、未来では2034年がこれに該当する。

主な歴史的出来事

江戸時代の末期にあたる嘉永7年(西暦1854年)は甲寅の年であり、この年には安政東海地震および安政南海地震などの大きな自然災害が発生した記録が残されている[1]。

甲寅の月と日

干支における月や日の割り当てにおいても甲寅が存在する。日単位の選日においては、甲寅の日は八専の期間の2日目(間日を除く)にあたる。

よくある質問

甲寅の読み方は何ですか?
「きのえとら」、または音読みで「こうぼくのとら」「こういん」と読みます。
甲寅は干支の何番目ですか?
十干十二支の組み合わせの中で第51番目にあたります。
次回の甲寅の年はいつですか?
西暦年を60で割って54が余る年が甲寅の年となるため、直近では2034年が甲寅の年になります。

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参考文献

  • 都司嘉宣編: 『高知県地震津波史料』, 防災科学技術研究資料 57, i-253, 1981-03-20, 独立行政法人防災科学技術研究所