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霧 (スティーヴン・キングの中編小説)

霧 (スティーヴン・キングの中編小説)
スティーヴン・キングの中編小説『霧』の概要、あらすじ、日本語訳の出版情報、関連作品について解説する百科事典記事。

📌 主なポイント

  • 『霧』はスティーヴン・キングによる中編小説で、1980年に初出のアンソロジー『Dark Forces』で発表された。
  • 物語は、激しい嵐の後に発生した謎の霧と怪物によってスーパーマーケットに閉じ込められた人々の恐怖と心理を描く。
  • 日本語訳はハヤカワ文庫の『闇の展覧会』や扶桑社ミステリーの『スケルトンクルー』などに収録されている。

』(きり、原題: The Mist)は、アメリカ合衆国の小説家スティーヴン・キングによる中編小説である。1980年に発表された。

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発表の経緯

カービー・マッコーリーが編纂したホラーアンソロジー『Dark Forces』(1980年)のために書き下ろされた。キングは当初短編として構想していたが、執筆を進めるうちに物語が膨らみ、中編小説として完成した。

あらすじ

7月19日、メイン州西部を激しい嵐が襲い、主人公デヴィッド・ドレイトンの自宅や周囲に深刻な被害をもたらした。生活必需品を求めるため、デヴィッドは息子ビリーや隣人のノートン弁護士と共に町のスーパーマーケットへと向かう。スーパーマーケットには嵐で被害を受けた住民たちが集まっていたが、やがて町全体が不可解な謎の霧に包まれていく。

霧の中から聞こえる不気味な悲鳴や、霧に潜む未知の怪物によって、人々はスーパーマーケットの中に閉じ込められることになる。極限状態に置かれた人々の中で、恐怖による混乱や対立、狂信的な言動を見せる人物が現れ、事態は次第に深刻化していく。

日本語訳

本作は複数の日本語訳版が刊行されている。

  • 闇の展覧会 1』(1982年、ハヤカワ文庫)収録の『闇の展覧会 - 霧』(2005年の新装版では3分冊の第3巻に収録)
  • スティーヴン・キング短編傑作全集 1 骸骨乗組員』(1987年、サンケイ文庫)収録
  • スケルトンクルー1 骸骨乗組員』(1988年、扶桑社ミステリー)収録

関連作品

  • ミスト - 2007年に公開されたフランク・ダラボン監督による映画化作品。
  • ザ・ミスト - 本作をベースに2017年に放送されたアメリカのテレビドラマ。
  • サイレントヒル - 本作の霧と怪物のコンセプトがゲーム開発に影響を与えたとされる。

よくある質問

『霧』はどの書籍に初めて収録されましたか?
1980年にカービー・マッコーリーが編纂したホラーアンソロジー『Dark Forces』に初めて収録されました。
『霧』の主な日本語訳版にはどのようなものがありますか?
ハヤカワ文庫の『闇の展覧会』シリーズや、サンケイ文庫・扶桑社ミステリーの『スケルトンクルー(骸骨乗組員)』などに収録されています。

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参考文献

  • カービー・マッコーリー編『闇の展覧会』ハヤカワ文庫、1982年。
  • スティーヴン・キング『スケルトンクルー』扶桑社ミステリー、1988年。