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古今書院:地理学専門出版の歴史と歩み

古今書院:地理学専門出版の歴史と歩み
1922年創業の古今書院は、地理学専門書や月刊誌『地理』の発行で知られる日本の出版社です。その歴史、地理学界への貢献、現在の事業内容について解説します。

📌 主なポイント

  • 1922年に橋本福松が創業した地理学専門の出版社である。
  • 1923年に刊行した辻村太郎著『地形学』が地理学専門出版の転換点となった。
  • 1925年より日本地理学会の機関誌『地理学評論』の発行を担っている。
  • 2019年4月に千代田区神田駿河台から文京区本駒込へ本社を移転した。

株式会社古今書院は、日本の出版社であり、特に地理学の専門書や関連分野の出版において長い歴史を持つ。自然科学および社会科学の書籍を中心に、観光、環境、GIS(地理情報システム)などの領域で専門的な知見を提供している。

古今書院の旧社屋
かつて千代田区神田駿河台に所在した古今書院の旧社屋

歴史と沿革

古今書院は1922年に橋本福松によって創業された。創業当初は歌集の出版なども手がけていたが、1923年に辻村太郎による『地形学』を刊行したことを契機に、地理学専門書の発行へと大きく舵を切った。この『地形学』は、当時の文検(文部省教員検定試験)受験者らから広く支持を集め、同社の出版活動の礎となった。

1925年からは、日本地理学会の機関誌である『地理学評論』の発行を開始した。以降、地理学界の発展とともに歩み続け、長年にわたり東京都千代田区神田駿河台に拠点を置いていたが、2019年4月に現在の文京区本駒込へと本社を移転した。

主要な出版物と事業

同社は地理学に関する専門書だけでなく、一般向けの月刊誌『地理』を1956年から発行している。また、日本地理学会や日本人口学会をはじめとする複数の学会の機関誌の発売元としても機能しており、学術情報の普及において重要な役割を担っている。書籍のほか、フィールド調査に用いるフィールドノートなどの関連用品も取り扱っている。

よくある質問

古今書院はいつ設立されましたか?
1922年に設立されました。
古今書院が発行している代表的な雑誌は何ですか?
1956年に創刊された月刊誌『地理』が代表的です。
古今書院はどのような分野の書籍を扱っていますか?
地理学の専門書を中心に、観光、環境、GIS(地理情報システム)などの自然科学・社会科学分野の書籍を扱っています。

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地理学日本地理学会出版社学術出版

参考文献

  • 会社情報(会社概要) - 古今書院 Since1922 地理学とともに歩む (2019年5月20日閲覧)
  • 柴田陽一「百年前の日本の地理学(4)」『地理』第67巻第7号、古今書院、2022年、86-92頁。
  • 野間晴雄ほか『ジオ・パルNEO 地理学・地域調査便利帖』(第2版)海青社、2017年。
  • 本社移転のお知らせ - 古今書院 (2019年5月20日閲覧)