地理・河川
衣川 (岩手県)

岩手県奥州市および平泉町を流れる北上川水系の河川「衣川」の地理、歴史、歴史的背景、関連施設について解説する百科事典記事。
📌 主なポイント
- ✓衣川は岩手県奥州市および平泉町を流れる一級河川であり、北上川の支流である。
- ✓平安時代末期まで、蝦夷の勢力と倭人の勢力を分ける境界線として知られていた。
- ✓1947年9月のカスリーン台風によって堤防が決壊し、平泉駅周辺の冠水や東北本線の不通などの水害を引き起こした。
衣川(ころもがわ)は、岩手県奥州市および西磐井郡平泉町を流れる一級河川であり、北上川水系北上川の支流である。平安時代末期に至るまで、朝廷側の勢力と蝦夷の勢力を隔てる地理的・政治的な境界線として機能していた歴史的背景を持つ。

地理
岩手県奥州市の奥羽山脈に位置する高檜能山に源を発し、北東方向へ流れる。上流部においては「北股川」とも称される。その後、山麓付近で南東へと向きを変え、南股川などの支流を合わせながら西磐井郡平泉町平泉の地で北上川に合流する。流路の大部分は奥州市域に属している。



流域の環境と主な施設
流域には自然景観や河川施設、歴史的遺産が点在する。上中流部には「衣の滝」や増沢ダム(奥州市衣川大平)が設置されているほか、下流の平泉町および奥州市域には中尊寺、接待館遺跡、長者ヶ原廃寺跡といった史跡が位置している。

歴史的災害
1947年(昭和22年)9月15日、カスリーン台風の接近に伴う豪雨により衣川の堤防が決壊し、甚大な氾濫被害が発生した。平泉駅付近が冠水したことにより、鉄道各線や東北本線が不通となるなどの大きな影響を受けた。
よくある質問
衣川はどこを流れる川ですか?
岩手県奥州市および西磐井郡平泉町を流れる、北上川水系の一級河川です。
衣川の水源はどこにありますか?
岩手県奥州市の奥羽山脈にある高檜能山に源を発しています。
衣川に関する過去の大きな災害は何ですか?
1947年(昭和22年)9月15日のカスリーン台風により堤防が決壊し、平泉駅付近の冠水や東北本線の不通などの被害が発生しました。
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北上川平泉町奥州市中尊寺カスリーン台風
参考文献
- 衣川 岩手県 北上川水系 - 川の名前を調べる地図, 川の名前を調べる地図, 2025年8月9日閲覧.
- 衣川 [8202040260] 北上川水系 地図| 国土数値情報河川データセット, ROIS-DS Center for Open Data in the Humanities, 2025年8月9日閲覧.
- 鉄道各線に大被害, 朝日新聞, 昭和22年9月17日, 4版, 1面.