地理・火山

コトパクシ山:エクアドルのアンデス山脈にある活火山

コトパクシ山:エクアドルのアンデス山脈にある活火山
エクアドル中央部のアンデス山脈に位置する活火山「コトパクシ山」の地理的特徴、名称の由来、歴史的な噴火記録について詳しく解説します。

📌 主なポイント

  • コトパクシ山はエクアドル中央部のアンデス山脈にある標高5,897mの活火山である。
  • 山名はケチュア語で「光る巨大な物」を意味し、富士山に似た姿から「エクアドルの富士山」とも呼ばれる。
  • 2015年8月に噴火が発生し、エクアドル政府により非常事態宣言が発令された。

コトパクシ山(コトパクシさん、Cotopaxi)は、エクアドル中央部、アンデス山脈中に位置する活火山である。

コトパクシ国立公園から撮影されたコトパクシ山
コトパクシ国立公園から撮影されたコトパクシ山

概要と地理的特徴

山頂の標高は5,897mであり、エクアドル国内ではチンボラソに次いで2番目に高い山である。首都キトの南方55kmの高原上にそびえる比高3,000mの成層火山であり、常時噴煙が観察される。火口は東西500m以上、南北700mと推定されている。山頂付近は万年雪に覆われ、標高5,000m以上の部分は氷河となっている。

山名はケチュア語で「光る巨大な物」を意味する。富士山に似た整った円錐形をしていることから、日本では「エクアドルの富士山」と称されることもある。

エクアドル国内におけるコトパクシ山の位置
エクアドル国内におけるコトパクシ山の位置
南アメリカ大陸におけるコトパクシ山の位置
南アメリカ大陸におけるコトパクシ山の位置
コトパクシ山周辺の地図
コトパクシ山周辺の地図
コトパクシ山のクレーターの様子
コトパクシ山のクレーターの様子

主な噴火記録

歴史上、数度の大きな噴火が記録されている。

  • 1532年~1533年: 噴火の記録が残されている。
  • 1698年: 大噴火が発生し、南西に位置するラタクンガの町に大きな被害をもたらした。
  • 1744年: 大噴火が起き、800km以上離れたコロンビアのオンダまで爆音が届いたとされる。
  • 1877年: 噴火を記録。初登頂は1872年に果たされている。
  • 1903年: 大噴火が発生。
  • 2015年8月14日: 上空8,000mに達する火山灰を噴き上げる噴火が発生。当時の大統領ラファエル・コレアが非常事態宣言の発令に至り、周辺住民が避難した。

よくある質問

コトパクシ山の標高はどれくらいですか?
標高は5,897mです。
コトパクシ山はどこに位置していますか?
エクアドル中央部、首都キトの南方55kmのアンデス山脈中に位置しています。
コトパクシという名前の意味は何ですか?
ケチュア語で「光る巨大な物」を意味しています。

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参考文献

コトパクシ[山](コトパクシ)とは - コトバンク / AFPBB News (2015年8月15日、2015年8月16日)