気象学
降雪の定義と気象観測における統計方法

気象用語における降雪の定義や、日本国内での観測方法の変遷、統計方法の特徴について解説する百科事典記事です。
📌 主なポイント
- ✓降雪には、雪だけでなく霰などの固形の降水も気象用語として含まれる。
- ✓日本国内の一部の気象観測では、2005年の寒候期から積雪計を用いた自動計測方式へ変更された。
- ✓積雪計による自動計測では、地吹雪や温度差による積雪の伸縮が観測値に影響を与える場合がある。
降雪(こうせつ)とは、大気中から地上へ向かって雪が降る現象を指す気象用語である。一般的な気象の定義では、雪だけでなく霰(あられ)などの固形の降水も含めて扱われる。

降雪の深さと降雪量の概念
積雪が地表に積もった雪の全体的な深さを表すのに対し、降雪の深さ(または降雪量)は、一定期間内に新たに降り積もった雪の量を指す。気象観測においては、雪だけでなく冬季の霰や雹による降水も降雪として記録されるため、降雪量のデータが存在する場合でも必ずしも純粋な雪のみが降ったとは限らない。
日本における観測方法の変遷
日本国内の気象台や測候所では、2005年(平成17年)の寒候期から積雪計を用いた自動計測への移行など、計測方式の変更が行われた。それ以前は雪板を用いて定時に新雪の深さを観測していたが、現在では積雪計のある地点では1時間ごとの積雪の深さの増加分のみを加算して求められている。ただし、積雪計による自動計測では、実際の降雪がない場合でも地吹雪や温度差による積雪の伸縮によって数値が増加する場合がある。
よくある質問
降雪と積雪の違いは何ですか?
降雪は一定期間内に新しく降った雪の量を指し、積雪は現在地上に積もっている雪の全体の深さを指します。
降雪の記録には雪以外のものも含まれますか?
はい。冬季に降る霰や雹などの固形の降水も降雪として記録される場合があります。
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