暦法・干支

庚申(干支)についての詳細解説

干支(十干十二支)の第57番目にあたる庚申(かのえさる)について、陰陽五行説における性質、年・月・日の周期、および関連する文化的背景を解説します。

📌 主なポイント

  • 庚申は干支(十干十二支)の組み合わせの第57番目である。
  • 十干の「庚」と十二支の「申」はともに陽の金性であり、比和の関係にある。
  • 西暦年において60の倍数となる年が庚申の年となる。

庚申(かのえさる、こうきんのさる、こうしん)は、日本の伝統的な数え方である干支(十干十二支)の組み合わせの第57番目にあたる要素です。前は己未(つちのとひつじ)、次は辛酉(かのととり)となります。

陰陽五行における性質

陰陽五行説において、十干の「庚(かのえ)」は陽の金性、十二支の「申(さる)」も陽の金性を表しており、両者が同じ五行で構成される「比和(ひわ)」の関係にあります。

伝統的な解釈では、庚申の年は干支ともに金性であるため、金気が天地に充満して人々の心が冷酷になりやすいとされてきました。続く辛酉とともに、政治的変革や社会的な動揺が起こりやすい年として意識されることがありました。

周期と該当する年・月・日

干支は60年で一巡するため、西暦および皇紀において60の倍数となる年が庚申の年に該当します。近年の例としては1920年や1980年があり、今後は2040年などが庚申の年にあたります。

また、月や日においても干支の順序が割り当てられており、庚申の日に際しては古くから日本国内で「庚申待(庚申講)」と呼ばれる習俗や行事が行われてきた歴史があります。

よくある質問

庚申の読み方は何ですか?
「かのえさる」「こうきんのさる」「こうしん」などと読みます。
干支の中で庚申は何度目ですか?
60ある干支の組み合わせのうち、第57番目にあたります。
庚申の年はどのような性質があるとされてきましたか?
干支ともに金性であることから、金気が天地に充満して人の心が冷酷になりやすく、政治的変革などが起こりやすいと俗信されてきました。

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参考文献

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典『庚申』