暦法・干支
庚寅とは?干支の仕組みと特徴・歴史的出来事
干支の27番目である庚寅(かのえとら)について、陰陽五行の考え方や西暦年の計算方法、歴史的な出来事などを分かりやすく解説します。
📌 主なポイント
- ✓庚寅は干支(十干十二支)の組み合わせの27番目である。
- ✓十干の「庚」は陽の金、十二支の「寅」は陽の木を表し、相剋の関係にある。
- ✓西暦年を60で割って30が余る年が庚寅の年となる。
- ✓飛鳥時代の持統天皇4年(690年)に庚寅年籍が完成・施行された。
庚寅(かのえとら、こうきんのとら、こういん)は、日本の伝統的な数え方である干支(十干十二支)の組み合わせの27番目にあたる要素です。前は己丑(つちのとうし)、次は辛卯(かのとう)です。
陰陽五行における位置づけ
陰陽五行説において、十干の「庚(かのえ)」は陽の金、十二支の「寅(とら)」は陽の木をそれぞれ表します。金性である庚と木性である寅の組み合わせは、五行の生克関係において「金剋木(金は木を剋する・切り倒す関係)」の相剋にあたります。
庚寅の年
西暦年を60で割って30が余る年は、干支が庚寅の年となります。近代以降では1950年や2010年などがこれに該当し、未来では2070年などが庚寅の年にあたります。
主な歴史的出来事
古代の日本においては、持統天皇4年(690年)に全国的な戸籍である庚寅年籍が完成し、施行されたことが特筆されます。
庚寅の月と日
暦法において、西暦年の下1桁が1および6の年の1月(節月や旧暦の運用を含む)が庚寅の月にあたります。また、日単位の干支においては、庚寅の日は選日における十方暮の7日目にあたります。
よくある質問
庚寅の読み方は何ですか?
「かのえとら」「こうきんのとら」「こういん」などと読みます。
庚寅の年は西暦でどのように計算しますか?
西暦年を60で割った余りが30になる年が庚寅の年となります(例:1950年、2010年など)。
庚寅の年に起きた歴史的な出来事には何がありますか?
日本古代の持統天皇4年(690年)に、庚寅年籍が完成・施行されたことが歴史的に知られています。
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参考文献
日本古典籍および暦法に関する伝統的記録に基づく。