気象官署

熊谷地方気象台の概要と歴史

熊谷地方気象台の概要と歴史
埼玉県熊谷市に位置する熊谷地方気象台の歴史、役割、および国内最高気温観測記録などの特徴について解説します。

📌 主なポイント

  • 1896年に埼玉県熊谷測候所として開設され、現在まで一度も移転していない。
  • 2018年7月23日に国内観測史上最高となる41.1℃を記録した。
  • 埼玉県で唯一の地方気象台であり、東京管区気象台の管轄下にある。

熊谷地方気象台は、埼玉県熊谷市桜町1丁目6番10号に所在する、埼玉県内唯一の地方気象台です。東京管区気象台の管轄下にあり、県庁所在地ではない自治体に設置されている数少ない県単位の地方気象台の一つとして知られています。

熊谷地方気象台の庁舎外観
熊谷地方気象台の庁舎

歴史

1896年12月1日に「埼玉県熊谷測候所」として観測を開始しました。当時、県の基幹産業であった養蚕業の中心地が熊谷であったこと、また県庁所在地の浦和町(現・さいたま市)が東京に近すぎたことなどが、熊谷に設置された背景にあるとされています。1939年に国営化され、1957年に現在の名称である「熊谷地方気象台」へと改称されました。開設以来、一度も移転することなく同一の場所で業務を継続している点は、気象官署として珍しい事例です。

熊谷地方気象台の所在地
熊谷地方気象台所在地

気象観測と記録

当気象台は、国内の最高気温観測地点として広く認識されています。2007年8月16日に40.9℃を観測し、当時の国内最高記録を更新しました。その後、2018年7月23日には41.1℃を観測し、再び国内観測史上最高記録を更新しました。

施設と見学

庁舎屋上には風向風速計や日照計が設置され、観測露場には温度計、湿度計、積雪計、雨量計などが配置されています。また、気象観測への理解を深めるための広報活動も行っており、事前申し込み制で施設見学を受け付けています(夏休み期間は曜日制限あり)。

よくある質問

熊谷地方気象台はいつ設立されましたか?
1896年12月1日に埼玉県熊谷測候所として観測を開始しました。
熊谷地方気象台で見学は可能ですか?
はい、事前の申し込みにより施設見学が可能です。ただし、夏休み期間など時期によって受け入れ曜日が異なります。
熊谷地方気象台の国内最高気温記録は何度ですか?
2018年7月23日に観測された41.1℃が、当気象台における国内観測史上最高記録です。

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気象庁東京管区気象台熊谷市気象観測

参考文献

  • 熊谷地方気象台へのアクセス・連絡先 (熊谷地方気象台)
  • 埼玉県の暑さのデータ (熊谷地方気象台)
  • 気象官署履歴の表示 (気象業務支援センター)
  • 熊谷地方気象台について (熊谷地方気象台)