暦法・歴史
旧暦7月29日における歴史的出来事と人物の足跡
旧暦7月29日の歴史的出来事、誕生日、忌日をまとめた百科事典記事です。平安京の落雷や結城合戦、諸藩の藩主ゆかりの出来事を解説します。
📌 主なポイント
- ✓旧暦7月29日は、太陰太陽暦の7月における29日目を指し、年によっては7月の最終日となる。
- ✓嘉祥元年(848年)のこの日、平安京で大規模な落雷があり、貴族の邸宅などが被災したことが『続日本後紀』に記されている。
- ✓徳川家康の十一男であり初代水戸藩主である徳川頼房が、寛文元年(1661年)のこの日に亡くなっている。
旧暦7月29日は、太陰太陽暦(旧暦)における第7の月の第29日目にあたります。年によっては、その年の7月における最終日となることもあります。
歴史的な出来事
旧暦7月29日には、日本の古代から近代にかけて様々な記録が残されています。文献に残る主な出来事は以下の通りです。
- 嘉祥元年(848年8月31日) - 平安京において大規模な落雷が発生し、木工寮や東市司の庁舎、弘文院、ならびに賀陽親王・源定・藤原春津らの邸宅が被災しました(『続日本後紀』に記録)。
- 文治2年閏7月(1186年9月14日) - 源義経の愛妾である静御前が男子を出産しましたが、源頼朝の命により溺殺される悲劇が起きました。
- 永享12年 - 結城合戦において、上杉清方が結城城(現在の茨城県結城市)を包囲しました。
- 天文元年(1532年8月29日) - 戦乱やその他の災異を理由として、享禄から天文への改元が行われました。
- 慶応3年(1867年8月28日) - 土佐藩の中岡慎太郎が京都において、倒幕を掲げる浪士軍である陸援隊を組織しました。
- 明治4年(1871年9月13日) - 天津において、日清修好条規への調印がなされました。
誕生日
旧暦7月29日を誕生日とする、日本の歴史上著名な大名や文化人は以下の通りです。
- 寛永2年(1625年8月31日) - 徳川光友(第2代尾張藩主、+ 1700年)
- 享保13年(1728年9月3日) - 徳川宗翰(第5代水戸藩主、+ 1766年)
- 文化9年(1812年9月4日) - 浅野長訓(第11代広島藩主、+ 1872年)
- 弘化3年(1846年9月19日) - 箕作麟祥(官僚・法学者、+ 1897年)
忌日
旧暦7月29日に亡くなった歴史上の人物には、以下のような例が挙げられます。
- 正暦4年(993年8月19日) - 源雅信(宇多源氏の祖、 920年)
- 治承3年(1179年9月2日) - 平重盛(武将・平清盛の子、 1138年)
- 寛文元年(1661年8月23日) - 徳川頼房(初代水戸藩主・徳川家康の十一男、 1603年)
よくある質問
旧暦7月29日は必ず7月の最終日になりますか?
いいえ、必ずしも最終日とは限りません。大の月(30日間ある月)であれば30日まで存在するため、年によって最終日になるかどうかが異なります。
旧暦7月29日に起きた平安京の災害に関する記録は何に残っていますか?
『続日本後紀』に、嘉祥元年(848年)に発生した大規模な落雷と、それに伴う庁舎や貴族邸宅の被災記録が残されています。
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参考文献
勝浦市史編さん委員会 編『勝浦市史 通史編』2006年。