放送史
救国の声放送
救国の声放送の歴史、背景、送信施設、および北朝鮮による対韓国向け地下放送の実態について解説する百科事典記事。
📌 主なポイント
- ✓北朝鮮から韓国向けに行われていた地下放送である。
- ✓表面上は「韓国民族民主戦線」によるソウルからの放送を自称していた。
- ✓2003年8月1日に放送を全面中止した。
救国の声放送(きゅうこくのこえほうそう、チョソングル:구국의소리방송)は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)から大韓民国(韓国)に向けて行われていた地下放送である。
概説
表向きは「韓国民族民主戦線」という組織による放送を称しており、放送内でもソウルからの発信であると偽っていた。しかし、国際周波数登録委員会(IFRB)や韓国側の調査により、実際の発信地は北朝鮮国内であることが確認されている。背後には朝鮮労働党統一戦線部が存在していた。
沿革
1967年3月15日に「南朝鮮解放民主民族連盟放送」として開始され、その後「統一革命党の声放送」への改称を経て、1985年に「救国の声放送」となった。長年にわたり出力の増強や放送時間の変更を行いながら対韓国向けの宣伝工作を続けたが、2003年7月29日に放送の全面中止を発表し、同年8月1日未明に放送を終了した。
受信影響
高出力で送信されていたため、日本国内の中波放送(CBCラジオなど)にも混信影響を与えることがあった。
よくある質問
救国の声放送とは何ですか?
北朝鮮から韓国に向けて行われていた対南宣伝用の地下放送です。
放送はいつ終了しましたか?
2003年8月1日に全面中止されました。
実際の送信地はどこでしたか?
国際機関や韓国の調査により、北朝鮮国内であることが確認されています。
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参考文献
山下透のアジア放送研究会調査資料、国際周波数登録委員会(IFRB)記録