地理・都市

ローザンヌ:スイス・ヴォー州の州都と国際都市の概説

ローザンヌ:スイス・ヴォー州の州都と国際都市の概説
スイス・ヴォー州の州都ローザンヌの地理、歴史、教育、交通、文化に関する百科事典記事。国際オリンピック委員会本部が置かれる都市として知られています。

📌 主なポイント

  • ローザンヌはスイス・ヴォー州の州都であり、フランス語圏に属する。
  • 国際オリンピック委員会(IOC)の本部が置かれ、「オリンピックの首都」と呼ばれる。
  • スイス連邦最高裁判所が置かれており、司法上の重要な役割を担う。
  • スイス連邦工科大学ローザンヌ校やローザンヌ大学などの高等教育機関が所在する。
ローザンヌの都市風景
ローザンヌの都市風景

ローザンヌ(フランス語・ドイツ語: Lausanne、イタリア語・ロマンシュ語: Losanna)は、スイスのヴォー州に属する基礎自治体(コミューン)であり、同州の州都である。スイスのフランス語圏に位置している。

ローザンヌの市章
ローザンヌの市章

レマン湖の北岸に位置し、近隣の主要都市としては北東に約80キロメートルの距離にベルン、レマン湖に沿って西南西に約50キロメートルの距離にジュネーヴが位置する。スイス連邦最高裁判所が置かれていることから、同国の「司法首都」とも称される。

ローザンヌの位置図
ローザンヌの位置図

概要と国際機関

ローザンヌには国際オリンピック委員会(IOC)の本部が置かれており、「オリンピックの首都」と呼ばれる。また、国際柔道連盟(IJF)、国際スケート連盟(ISU)、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)、世界水泳連盟、スポーツ仲裁裁判所(CAS)、国際ボクシング協会(IBA)といった数多くの国際競技連盟の本部が集積している。さらに、1973年以降は若手バレエダンサーの登竜門であるローザンヌ国際バレエコンクールが開催されていることでも知られる。

歴史

古代ローマ人がレマン湖畔のヴィディやウシー周辺に軍の野営地を築き、Lousonnaと呼んだことに由来する。中世にはサヴォイア家とローザンヌ司教の支配を受け、1536年から1798年まではベルンの支配下に入った。ナポレオン戦争を経てスイス連邦に加わり、1803年に新設されたヴォー州の州都となった。

近代においては、1923年に同地でローザンヌ条約が締結され、トルコが主権を回復した。1950年代から1970年代にかけては多くの移民が労働者として移住し、地域の人口構成や社会に影響を与えた。

教育機関

ローザンヌは教育や研究の中心地としても機能しており、主な機関として以下が挙げられる。

  • スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)
  • ローザンヌ大学(UNIL) - 1537年開設の歴史を持つ大学
  • 国際経営開発研究所(IMD)
  • ローザンヌホテル経営科大学

交通

スイス連邦鉄道(CFF)のローザンヌ駅が主要なハブとなっており、国内の主要都市やフランス、ドイツ、イタリアなどへの国際列車が発着している。市内では、スイス唯一の地下鉄網であるローザンヌ地下鉄(m1、m2)が運行されており、路線網の拡張計画も進められている。

よくある質問

ローザンヌはどの国のどの州に属していますか?
スイス連邦のヴォー州に属し、同州の州都です。
ローザンヌが「オリンピックの首都」と呼ばれる理由は何ですか?
国際オリンピック委員会(IOC)の本部が置かれているためです。
ローザンヌの主な高等教育機関にはどのようなものがありますか?
スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)やローザンヌ大学(UNIL)などが所在しています。

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スイスジュネーヴベルン国際オリンピック委員会ローザンヌ国際バレエコンクール

参考文献

  • Bilanz der ständigen Wohnbevölkerung nach Bezirken und Gemeinden, 1991-2024, スイス連邦統計局.
  • 『地球の歩き方 2016〜17 スイス』ダイヤモンド・ビッグ社、2016年。