木材加工
製材品(材木)の概要と分類

材木(製材品)の定義、分類、および地域による用語の違いについて解説します。建築や家具製作に用いられる軟木と堅木の特徴を網羅しています。
📌 主なポイント
- ✓材木は、丸太を角材や板材に加工した木材製品である。
- ✓市場に流通する材木の約80%は軟木(ソフトウッド)である。
- ✓米国・カナダと英国・英連邦諸国では、lumberとtimberの定義が異なる。
材木(英: lumber または timber)とは、木材生産の工程において、丸太から角材や板材へと加工された木材を指します。主に建築構造用や家具製作の材料として利用されます。
分類と加工状態
材木は、その加工状態によって大きく二つに分類されます。一つは製材所で粗く挽かれただけの「ラフ材」であり、家具製作などさらなる加工を前提としています。もう一つは、表面を仕上げ加工した「製材品」です。これらは建築業向けに規格化されたサイズで供給されることが一般的です。

樹種については、堅木(ハードウッド)と軟木(ソフトウッド)の両方が利用されますが、市場に流通する材木の約80%は軟木から得られています。軟木は価格が比較的安価であるため、マツ、モミ、トウヒ(SPF材)などが建築用として広く普及しています。一方、堅木は高級な床材などに用いられることが多いです。

用語の地域差
「lumber」と「timber」という用語の使い方は、地域によって異なります。米国やカナダでは、製材された板材を「lumber」と呼び、「timber」は立ち木や伐採されたばかりの丸太を指すのが一般的です。対照的に、英国やその他の英連邦諸国では「timber」が製材品と原木の双方を指す言葉として広く用いられ、「lumber」という語は木材の文脈ではほとんど使用されません。
よくある質問
材木と丸太の違いは何ですか?
丸太は伐採されたままの木を指しますが、材木は製材工程を経て角材や板材に加工されたものを指します。
軟木と堅木の違いは何ですか?
一般的に軟木は針葉樹から得られ、建築用として広く利用されます。堅木は広葉樹から得られ、高級床材や家具などに用いられることが多いです。
なぜ地域によって用語が違うのですか?
英語圏の言語習慣の違いによるものです。北米では製材品をlumberと呼びますが、英連邦諸国ではtimberと呼ぶのが一般的であるためです。
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参考文献
- Southern Pine Cost Estimates. patscolor.com. 2014年11月25日閲覧。
- Hardwood vs Softwood - Difference and Comparison. Diffen. 2015年5月31日閲覧。
- Conceptual Reference Database for Building Envelope Research. 2008年3月28日閲覧。