人物
馬識途:中国の革命家・小説家の生涯と足跡
中国の小説家であり政治家である馬識途の生涯、経歴、代表作、および「蜀中五老」としての活動について解説します。
📌 主なポイント
- ✓馬識途は1915年1月17日に四川省忠県で生まれた。
- ✓巴金らと共に「蜀中五老」の一人に数えられる作家・政治家である。
- ✓代表作である『夜譚十記』は映画『さらば復讐の狼たちよ』の原作となった。
- ✓2020年7月に執筆活動からの引退(封筆)を宣言した。
馬識途(ば しきと、本名:馬千木、1915年1月17日 - 2024年3月28日)は、中華人民共和国の小説家、政治家である。四川省忠県石宝郷出身。巴金、張秀熟、沙汀、艾蕪と共に「蜀中五老」の一人と称される。
生涯と経歴
1915年1月17日に四川省で誕生した。学生時代には北京師範大学で魯迅の講義を受けた経験を持つ。1936年7月に国立中央大学工学院化学工学部に合格し、その後、中国共産党の地下組織や南京学連小組に参加した。1938年3月に中国共産党へ入党し、鄂西特委書記などを歴任した。
日中戦争から第二次国会内戦期にかけて各地で地下工作や政治活動に従事し、のちに昆明市の西南聯合大学中国語学科にも合格して学びを深めた。1949年の人民共和国建国後は、四川省建設庁庁長、中国共産党中央西南局宣伝部副部長、中国科学院成都分院副院長などの要職を歴任した。
文学活動と代表作
政治家として活動するかたわら、文学者としても多くの作品を残した。1962年に中国作家協会に加入し、小説や散文を発表し続けた。代表作には『清江壮歌』『找紅軍』『夜譚十記』などがある。特に『夜譚十記』に収められた一編は、のちに映画『さらば復讐の狼たちよ』(原題:讓子弾飛、チアン・ウェン監督)の原作として映像化され、広く知られることとなった。
2020年7月5日、成都市において「封筆告白」を発表し、執筆活動からの引退を表明した。2024年3月28日に死去した。
よくある質問
馬識途の代表作は何ですか?
代表作には『清江壮歌』『找紅軍』『夜譚十記』などがあります。
馬識途はいつ亡くなりましたか?
2024年3月28日に死去しました。
馬識途の作品を原作とした映画は何ですか?
『夜譚十記』などの作品が映画『さらば復讐の狼たちよ』(原題:讓子弾飛)の原作となりました。
関連記事
巴金魯迅西南聯合大学中国共産党
参考文献
- 马识途:鲁迅是脊梁骨,巴金是良心-中华读书报-光明网 (2022年2月23日)
- 与时代同行 为人民写作——访老作家马识途_中国作家网 (2009年3月5日)
- 104岁马识途:“我们党找到了当代最好的带路人” - 新华每日电讯 (2018年10月19日)
- 馬鐘鴒 (2020年7月5日) 「106岁作家马识途宣布封笔,作品曾被改编为《让子弹飞》!」 ifeng.com
- 革命家、作家马识途去世,享年110岁,其小说被改编为《让子弹飞》 - news.ifeng.com (2024年3月28日)
- 作家马识途去世 - Xinhuanet (2024年3月28日)