映画作品

マッハ!!!!!!!! (映画)

2003年公開のタイのアクション映画『マッハ!!!!!!!!』の解説。トニー・ジャー主演、ムエタイを駆使したスタントなしのアクションで世界的に注目を集めた作品の背景や特徴を詳述します。

📌 主なポイント

  • 2003年に公開されたタイのアクション映画である。
  • 主演のトニー・ジャーがムエタイを駆使した格闘アクションを披露した。
  • 2003年のタイ国内興行成績で1位を記録した。
  • パンナー・リッティクライがアクション演出を担当した。

マッハ!!!!!!!!』(タイ語: องค์บาก、英語題: Ong-Bak: The Thai Warrior)は、2003年に公開されたタイのアクション映画である。監督はプラッチャヤー・ピンゲーオ、主演はトニー・ジャーが務めた。本作は、伝統的な格闘技であるムエタイを前面に押し出した過激なアクションで世界的な注目を集め、タイ映画界におけるアクション映画の転換点となった。

背景と制作

本作のアクション演出は、1970年代から80年代にかけてタイのアクション映画界で活躍したパンナー・リッティクライが手掛けた。制作陣は、当時の主流であったカンフー映画とは一線を画す「ムエタイ映画」を目指し、古式ムエタイの技術を忠実に再現することに注力した。また、ジャッキー・チェンが主演した1980年代の香港アクション映画へのオマージュも随所に盛り込まれている。

公開当時、「CGなし、ワイヤーなし、スタントマンなし、早回しなし」というキャッチフレーズが掲げられ、トニー・ジャーによる身体能力を極限まで活かしたアクションが大きな話題となった。ただし、メイキング映像等では、一部の危険なシーンやトゥクトゥクを用いたアクションにおいて、安全確保のためのワイヤー使用やスタントの起用が確認されている。

あらすじ

タイのイーサーン地方にある静かな村で、村の守護神として崇められてきた仏像「オンバク」の頭部が何者かによって盗み出される。村の平和を取り戻すため、若き青年ティンが村の代表としてバンコクへ向かう。ティンは同郷の青年ジョージの協力を得ながら、仏像を奪ったギャング組織に立ち向かい、ムエタイの技を駆使して激しい戦いを繰り広げる。

評価と影響

2003年のバンコク国際映画祭で上映されると、その独創的なアクションが国際的な配給会社から高く評価され、世界各国で公開された。タイ国内では2003年の興行成績で1位を記録する成功を収めた。本作の成功は、タイのアクション映画が国際市場で通用することを証明し、主演のトニー・ジャーを国際的なアクションスターへと押し上げる契機となった。

よくある質問

『マッハ!!!!!!!!』の原題は何ですか?
タイ語の原題は「องค์บาก」で、発音は「オンバーク」です。
本作は本当にスタントやワイヤーを一切使用していないのですか?
宣伝文句として「ノー・ワイヤー、ノー・スタント」が掲げられましたが、実際には安全確保のためのワイヤー使用や、一部のシーンでのスタント起用がメイキング映像等で確認されています。
本作で使用されている格闘技は何ですか?
主にムエタイおよび古式ムエタイの技術が使用されています。

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参考文献

  • THAI FILMS 2004 - 2005 (ISBN 9749286596)
  • Ong Bak (Special edition) メイキング映像