通貨

マルタ・リラ

マルタ・リラは、かつて南欧の島国マルタ共和国で使用されていた法定通貨。2008年のユーロ導入に伴い廃止されるまでの歴史や補助単位について解説。

📌 主なポイント

  • マルタ・リラは、かつてマルタ共和国で使用されていた法定通貨である。
  • 通貨記号は「₤」、略号は「MTL」または「ML」である。
  • 1リラは100セント(¢)に分割されていた。
  • 2008年1月にユーロの導入に伴い廃止された。

マルタ・リラ(malta lira、複数形: liri)は、かつて地中海の島国であるマルタ共和国で使用されていた法定通貨である。通貨記号は₤、またはMTLMLと略される。2008年1月にマルタが欧州連合(EU)の経済通貨同盟に参加し、共通通貨ユーロを導入したことに伴い、流通が停止された。

歴史と背景

マルタでは長年にわたりイギリスの統治下にあった歴史的経緯から、独自の通貨制度が整えられる前はポンドやシリングなどの単位が深く浸透していた。リラ導入後も、補助単位であるセントに対して「シリング」という俗称が使われるなど、旧制度の名残が見られた。補助単位としてセント(¢)およびミル(₥)が存在し、1リラは100セントに分割されていた。

硬貨と紙幣

流通していた当時の金種構成は以下の通りである。

  • 紙幣: 20リラ、10リラ、5リラ、2リラ
  • 硬貨: 1リラ、50セント、25セント、10セント、5セント、2セント、1セント、およびミル単位の補助硬貨

ユーロへの移行

マルタ共和国は2008年1月1日にユーロ圏へ加盟し、正式にユーロへ移行した。移行時の固定レートは1ユーロ=0.429300マルタ・リラと定められ、従来の通貨からユーロへの切り替えが円滑に進められた。

よくある質問

マルタ・リラとは何ですか?
マルタ・リラは、かつてマルタ共和国で使用されていたかつての法定通貨です。
マルタ・リラはいつ廃止されましたか?
マルタがユーロを導入した2008年1月に廃止されました。
マルタ・リラの補助単位は何ですか?
補助単位としてセント(¢)があり、1リラ=100セントでした。

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参考文献

マルタ中央銀行の歴史的資料および各種通貨事典に基づく。