建築物
丸の内ビルディング(丸ビル)の概要と歴史

東京都千代田区丸の内にある超高層ビル「丸の内ビルディング(丸ビル)」の歴史、建築的特徴、および再開発の経緯について解説します。
📌 主なポイント
- ✓丸の内ビルディング(丸ビル)は、東京都千代田区丸の内に位置する地上37階、地下4階の超高層ビルである。
- ✓現在のビルは2002年に竣工し、前身である「丸ノ内ビルヂング」の建て替えによって建設された。
- ✓三菱地所が所有・運営しており、オフィスおよび商業施設として利用されている。
丸の内ビルディング(まるのうちビルディング)は、東京都千代田区丸の内二丁目に位置する超高層ビルです。一般的には丸ビルの略称で広く知られています。三菱地所が所有・運営しており、オフィスフロアに加え、地下から高層階にかけて商業施設が展開されています。

歴史と前身
現在の丸の内ビルディングが建つ場所には、かつて江戸時代に岡山藩松平家(池田家)の屋敷がありました。1923年(大正12年)、桜井小太郎の設計により「丸ノ内ビルヂング」が竣工しました。この旧ビルは当時「東洋一のビル」と称され、低層階にショッピングモールを設けるなど、日本のオフィスビルにおける先駆的な試みが行われていました。

再開発と現在のビル
1990年代に入り、三菱地所は旧ビルの耐震性能の低下を理由に建て替えを決定しました。日本建築学会からの保存要望書が提出されるなどの議論もありましたが、1999年に取り壊しが開始されました。2002年(平成14年)8月20日に現在の「丸の内ビルディング」が竣工し、同年9月6日に開業しました。

建て替えにあたっては、都市計画の特定街区制度が活用され、大規模な高層化が実現しました。また、旧ビルの松杭をリサイクルするなど、環境への配慮も行われています。2022年秋から2023年春にかけては、開業以来初となる大規模な改装が実施され、書店やフードゾーン「マルチカ」の刷新が行われました。





よくある質問
丸の内ビルディングの略称は何ですか?
「丸ビル」と呼ばれています。
現在の丸の内ビルディングはいつ竣工しましたか?
2002年(平成14年)8月20日に竣工しました。
旧丸ノ内ビルヂングはいつ建てられましたか?
1923年(大正12年)に竣工しました。
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参考文献
- 日本建設業連合会「第45回受賞作品(2004年)丸の内ビルディング」
- 日本経済新聞「三菱地所、丸ビル・新丸ビルを改装 大規模実施は初」(2022年8月18日)
- 日本建築学会「丸の内ビルディングの保存に関する要望書」