気象台
松山地方気象台の概要と歴史、愛媛県の気象観測業務

愛媛県松山市にある松山地方気象台の歴史や沿革、管轄する天気予報区分、アメダスや地震観測などの業務について詳しく解説します。
📌 主なポイント
- ✓松山地方気象台は愛媛県松山市北持田町に位置する。
- ✓1890年(明治23年)に愛媛県立松山一等測候所として創設された。
- ✓1928年築の庁舎は2006年に国の登録有形文化財に登録されている。
- ✓大阪管区気象台の管轄下で愛媛県内の気象業務を総括している。
松山地方気象台(まつやまちほうきしょうだい)は、愛媛県松山市北持田町に位置する気象庁の地方気象台である。大阪管区気象台の管轄下に入り、愛媛県内における気象業務の総括や各種情報の発表を行っている。

沿革
松山地方気象台の歴史は、1890年(明治23年)1月1日に愛媛県立松山一等測候所として創設されたことに始まる。当初は愛媛県温泉郡持田村に設置された。その後、1928年(昭和3年)7月1日に現在の所在地である松山市北持田町に庁舎が新営された。
1938年(昭和13年)10月1日には国(文部省管轄)へ移管され、中央気象台松山測候所へと改称された。その後、所属省庁の変更を経て、1956年(昭和31年)に中央気象台が気象庁へ昇格。翌年の1957年(昭和32年)9月1日の組織改正により、現在の松山地方気象台へと昇格した。2001年(平成13年)の省庁再編以降は国土交通省の外局となっている。
なお、1928年に建築された庁舎は、その歴史的価値から2006年(平成18年)3月27日に国の登録有形文化財に登録されている。
主な業務
愛媛県域の陸上および沿岸海域を対象として、多岐にわたる気象業務を実施している。
- 予報業務:天気予報、週間天気予報、季節予報の発表
- 防災情報:特別警報、気象警報・注意報、土砂災害警戒情報、記録的短時間大雨情報、竜巻注意情報、台風情報の発表、指定河川洪水予報の通知など
- 観測業務:地上気象観測、地域気象観測(アメダス)、地震・津波観測、潮位観測、生物季節観測
- 地域連携:防災会議への参画、農業気象業務、地域への気象サービス提供
天気予報区分
愛媛県内の天気予報では、以下のような地域区分が用いられている。
- 中予:松山市、伊予市、東温市、久万高原町、松前町、砥部町
- 東予東部:新居浜市、西条市、四国中央市
- 東予西部:今治市、上島町
- 南予北部:八幡浜市、大洲市、西予市、内子町、伊方町
- 南予南部:宇和島市、松野町、鬼北町、愛南町
観測体制
愛媛県内では、松山地方気象台および宇和島特別地域気象観測所を中心として、数多くのアメダス観測所、震度観測点、検潮所が配置されている。
よくある質問
松山地方気象台の所在地はどこですか?
愛媛県松山市北持田町102番地にあります。
松山地方気象台の庁舎はいつ建てられたものですか?
1928年(昭和3年)7月1日に新営されたものであり、2006年に国の登録有形文化財に登録されています。
どのような業務を行っていますか?
愛媛県内の天気予報や各種警報・注意報の発表、地上気象観測、アメダスや地震・津波の観測、防災会議への参画などを行っています。
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参考文献
気象庁公式サイト、松山地方気象台公式サイト、文化庁国指定文化財等データベース