日本の私立大学

明治薬科大学の歴史と教育体制の概要

明治薬科大学の歴史と教育体制の概要
東京都清瀬市に本部を置く私立の明治薬科大学の歴史、学部構成、沿革、および地域や医療機関との連携協定について解説します。

📌 主なポイント

  • 1902年に恩田重信によって東京薬学専門学校として創立された。
  • 1949年に新制大学として明治薬科大学が設置された。
  • 1998年に世田谷および田無にあったキャンパスを統合し、現在の清瀬キャンパスへ移転した。
  • 京都薬科大学および星薬科大学と薬剤師育成のための「SCRUM」包括協定を締結している。

明治薬科大学(めいじやっかだいがく、英語: Meiji Pharmaceutical University)は、東京都清瀬市野塩2丁目522-1に本部を置く日本の私立大学である。1902年(明治35年)に創立された東京薬学専門学校を前身とし、長い歴史を持つ薬学系の単科大学として知られている。

明治薬科大学キャンパスの風景
明治薬科大学キャンパスの風景

沿革

1902年4月、恩田重信(剛堂)によって東京府東京市神田区に東京薬学専門学校が設立された。その後、幾度かの改称や移転を経て、1907年には日本初の女子薬学校となる東京女子薬学校を併設した。大正期には専門学校令による専門学校への昇格を果たしたが、1923年の関東大震災によって校舎が焼失するなどの困難も経験している。

1920年調査の幡ヶ谷笹塚町地籍図
1920年(大正9年)調査、幡ヶ谷笹塚町地籍図

太平洋戦争下においても空襲により笹塚校舎が焼失するなどの被害を受けたが、戦後の1949年2月に新制大学として明治薬科大学が認可された。長年にわたり世田谷区と田無市(現西東京市)にキャンパスを有していたが、1998年に創立100年事業の一環として両キャンパスを統合し、現在の東京都清瀬市へと移転した。

剛堂会館の建物
剛堂会館(東京都千代田区紀尾井町)

学部および大学院

薬学部の中に、6年制の「薬学科」と4年制の「生命創薬科学科」を設置している。また、大学院には薬学研究科が置かれ、専門的な研究と高度な人材育成が行われている。

対外連携

医療の高度化に対応できる薬剤師の育成などを目的として、京都薬科大学および星薬科大学との間で「SCRUM」包括協定を締結している。さらに、地元である清瀬市役所や周辺の自治体、医療機関との連携協定も積極的に進めており、2024年には東京都立豊島病院、2025年には東京都立駒込病院を運営する東京都立病院機構との間で包括的連携協定を締結している。

よくある質問

明治薬科大学の創立年はいつですか?
1902年(明治35年)です。
明治薬科大学のキャンパスはどこにありますか?
東京都清瀬市野塩に位置しています。
薬学部の学科構成はどうなっていますか?
6年制の薬学科と4年制の生命創薬科学科が設置されています。

関連記事

東京薬学専門学校京都薬科大学星薬科大学薬剤師薬学部

参考文献

明治薬科大学公式サイト内「沿革」 / 明薬資料館 / 大学基準協会「明治薬科大学に対する大学評価(認証評価)結果」(2010年) / 日刊工業新聞 2018年7月18日 / 東京都立豊島病院と包括連携協定を締結しました(2024年) / 東京都立病院機構「明治薬科大学と包括連携協定を締結しました」(2025年)