単位
メートル毎秒の定義と単位系
国際単位系(SI)における速さの単位である「メートル毎秒(m/s)」の定義、日本の計量法における位置づけ、他単位との換算について解説します。
📌 主なポイント
- ✓メートル毎秒(m/s)は、国際単位系(SI)における速さの一貫性のある組立単位である。
- ✓1メートル毎秒は、「1秒間に1メートルの速さ」と定義される。
- ✓日本の計量法および計量単位令においては、「速さ」の単位として位置づけられている。
- ✓単位記号は m/s であり、m/sec と表記してはならない。
メートル毎秒(メートルまいびょう、英: metre per second、記号: m/s)は、国際単位系(SI)における速さの一貫性のある組立単位である。
定義と法的位置づけ
1メートル毎秒は、「1秒間に1メートルの速さ」と定義される。国際単位系国際文書における英語の綴りは metre である。日本の計量法および計量単位令においては、「速さ」の単位として規定されており、「速度」の単位とはされていない。
単位記号の表記
正式な単位記号は m/s である。m/sec と表記してはならないとされている。日常会話においては「秒速何メートル」と表現されるほか、日本の気象情報などの風速においては「毎秒」を省略して「風速何メートル」と表現されることが一般的である。
他の単位への換算
1メートル毎秒は、以下の値に相当する。
- 3.6 キロメートル毎時 (km/h)
- 約 3.2808 フィート毎秒 (ft/s)
- 約 2.2369 マイル毎時 (mi/h)
- 約 1.9438 ノット (kt)
派生単位と関連する概念
1メートル毎秒の100分の1の大きさを持つ単位として、1秒間に1センチメートルの速さを表すセンチメートル毎秒(記号: cm/s)がある。これはCGS単位系における速度の基本単位であり、別名としてカイン(kine)と呼ばれることがある。カインは運動を表す kinematic の頭4文字に由来するとされるが、国際単位系(SI)では認められていない非SI単位であり、日本の計量法上も非法定計量単位として取引や証明での使用が禁止されている。
符号位置
Unicodeには、メートル毎秒を表す統合文字(㎧、U+33A7)が収録されている。これはCJK互換用文字であり、既存の文字コードに対する後方互換性のために収録されているものであるため、通常の使用は推奨されていない。
よくある質問
メートル毎秒の正しい単位記号は何ですか?
正しい単位記号は「m/s」です。「m/sec」と表記するのは誤りです。
日本の計量法では「速さ」と「速度」のどちらとして扱われていますか?
日本の計量法および計量単位令では「速さ」の単位として規定されています。
1メートル毎秒はキロメートル毎時ではいくつになりますか?
1メートル毎秒は 3.6 キロメートル毎時(km/h)に相当します。
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速さの比較時速メートル毎秒毎秒単位の換算一覧
参考文献
産業技術総合研究所 計量標準総合センター『国際文書 国際単位系 (SI)』第 9 版日本語版、2020年。
e-Gov法令検索『計量法』第2条第1項第1号。
e-Gov法令検索『計量単位令』別表第1および別表第2。
e-Gov法令検索『計量法』第2条第1項第1号。
e-Gov法令検索『計量単位令』別表第1および別表第2。