国家・地理
メキシコ合衆国の概要と歴史的背景

北アメリカ南部に位置するメキシコ合衆国の歴史、文化、および国家の概要について解説する事典記事。
📌 主なポイント
- ✓メキシコ合衆国の首都はメキシコシティである。
- ✓スペイン語圏の中で最も人口が多い国である。
- ✓1821年にスペインからの独立を達成した。
メキシコ合衆国(スペイン語: Estados Unidos Mexicanos)、通称メキシコは、北アメリカ南部(中部アメリカ)に位置する連邦共和国である。北にアメリカ合衆国と国境を接し、南東にはグアテマラとベリーズが位置する。西は太平洋、東はメキシコ湾とカリブ海に面している。首都はメキシコシティであり、同国最大の都市でもある。
国名と由来
正式名称の「Estados Unidos Mexicanos」における「メキシコ」という呼称は、アステカの言語であるナワトル語の「Mēxihco」に由来する。これはアステカ族の守護神であるウィツィロポチトリの別名「メヒクトリ」に、場所を示す接尾辞「-co」を付加したもので、「神に選ばれし者の地」を意味するとされる。
歴史
先コロンブス期とアステカ帝国
メキシコ地域には紀元前2万年頃から人間の居住形跡が確認されている。先古典期中期の紀元前1300年頃には、メキシコ湾岸を中心にオルメカ文明が興った。その後、テオティワカンやユカタン半島のマヤ文明といった高度な先住民文明が栄えた。14世紀後半以降は、テスココ湖畔の都テノチティトランを中心とするアステカ帝国が中央高原一帯を支配下に置いた。
スペイン植民地時代
1519年にスペイン人のエルナン・コルテスが上陸し、内紛や伝承を利用した侵略の末、1521年にアステカ帝国は滅ぼされた。その後、この地にはヌエバ・エスパーニャ副王領が創設され、破壊されたテノチティトランの遺構の上にメキシコシティが築かれた。スペインによる統治は約300年間に及んだ。
社会と人口
国連などの統計によれば、メキシコの人口は2024年時点で約1億3086万人を超えており、スペイン語圏においては世界で最も人口が多い国である。また、ラテンアメリカ地域における国内総生産(GDP)はブラジルに次いで第2位の規模を有している。
よくある質問
メキシコの公用語は何ですか?
事実上の公用語としてスペイン語(メキシコスペイン語)が広く使用されているほか、68の先住民諸言語が国家によって認められている。
メキシコの首都はどこですか?
首都はメキシコシティであり、国内最大の都市でもある。
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参考文献
- UNdata, 国連.
- World Economic Outlook Database, IMF.