物理学の単位
圧力の非SI単位:水銀柱ミリメートルの定義と法制上の位置づけ

圧力の非SI単位である水銀柱ミリメートル(mmHg)の歴史的背景、定義、国際単位系での扱い、および日本の計量法における血圧や生体内圧力での特殊な位置づけについて解説します。
📌 主なポイント
- ✓水銀柱ミリメートル(mmHg)は圧力の非SI単位であり、国際単位系(SI)の単位ではない。
- ✓日本の計量法では、血圧の計量には水銀柱ミリメートルのみの使用が認められている。
- ✓生体内の圧力の計量には、水銀柱ミリメートルや水柱メートルなどの関連単位の使用が期限の定めなく認められている。
- ✓水銀柱ミリメートルの値は正確に 101325 / 760 パスカルと定義されている。
水銀柱ミリメートル(すいぎんちゅうミリメートル、英語: millimeter of mercury)またはミリメートル水銀柱は、圧力の非SI単位である。国際単位系 (SI) の単位ではなく、国際的な文書や国内の法律において特別な条件下での使用が規定されている。
定義と数値
日本の計量法において、水銀柱ミリメートルは正確に 101 325 / 760 Pa(パスカル)と定義されている。これは標準大気圧の 1/760 に相当し、数値としては約 133.322 Pa となる。
よくある質問
水銀柱ミリメートル(mmHg)とはどのような単位ですか?
圧力の非SI単位であり、かつては高さ1ミリメートルの水銀柱が与える圧力として定義されていましたが、現在はパスカル(Pa)を基準として正確に 101325 / 760 Pa と定義されています。
日本の計量法において血圧の測定にはどのような単位が使えますか?
日本の計量法では、血圧の計量には水銀柱ミリメートル(mmHg)のみを使用することが認められています。
生体内の圧力測定にはどのような単位が認められていますか?
生体内の圧力の計量には、水銀柱ミリメートルをはじめとする水銀柱の単位や水柱の単位、トルなど複数の特殊な計量単位の使用が認められています。
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参考文献
計量単位令別表第六(第五条関係)項番12 / 計量法第5条 / 国際度量衡局 (2006) The International System of Units (SI) (8th ed.)