南東北地方の概要と地域経済・放送網

📌 主なポイント
- ✓南東北は一般的に宮城県、山形県、福島県の3県を指す呼称である。
- ✓南東北3県の総面積は30,389.28平方キロメートルであり、東北6県全体の約45.4%を占める。
- ✓気象予報の分野では「東北南部」と呼称される。
南東北(みなみとうほく)は、日本の東北地方における南部地域を指す地理的・行政的区分であり、一般的に宮城県、山形県、福島県の3県を指して用いられる。気象予報などの専門分野においては「東北南部」と呼称されるほか、令制国名に基づいた「南奥羽(みなみおうう)」という雅称も存在する。対義語は北東北である。

地理と自然環境
南東北3県の総面積は30,389.28平方キロメートルであり、東北6県全体の約45.4%を占める。地形は奥羽山脈などの山岳地帯や沿岸の平野部、盆地が入り組む多様な構造を持つ。
主な河川・湖沼・山岳
- 河川:阿武隈川、北上川、最上川、阿賀川など
- 湖沼:猪苗代湖、五色沼など
- 山岳:燧ヶ岳、吾妻山、磐梯山、安達太良山、飯豊山、蔵王山、月山、鳥海山など
経済活動
南東北の経済は、農業などの第一次産業から製造業、商業に至るまで多様な産業基盤を有している。中心都市である仙台市や郡山市がそれぞれの分野において広域的な拠点機能を果たしている。
第一次産業
内陸部の盆地や平野部では稲作が盛んであり、各地にブランド米が存在する。また、山形盆地や福島盆地などの扇状地や自然堤防地域では果樹栽培が広く行われており、サクランボやモモなどが特産品として知られる。畜産業では米沢牛や仙台牛などの牛肉生産も行われている。
第二次産業
沿岸部にはいわき市、仙台港、石巻工業港などの臨海工業地帯が形成されている。また、内陸部においても郡山市、仙台市、山形市、米沢市などの周辺地域に工業集積地が見られる。
第三次産業
業務および商業の集積地としては、仙台都市圏や郡山都市圏が中核を担っている。卸売業を含む商業活動は、仙台市や郡山市を中心に活発に行われている。
県域放送
南東北3県では、NHKおよび民放各局による地域に密着した放送網が構築されている。宮城県内の放送局(在仙局)は東北地方の基幹局としての役割を持ち、東北6県を対象としたブロックネット番組を多数制作している。
- 宮城県:NHK仙台放送局、東北放送(TBC)、仙台放送(OX)、ミヤギテレビ(MMT)、東日本放送(KHB)、エフエム仙台(Date-FM)
- 山形県:NHK山形放送局、山形放送(YBC)、山形テレビ(YTS)、テレビユー山形(TUY)、さくらんぼテレビジョン(SAY)、エフエム山形
- 福島県:NHK福島放送局、ラジオ福島(RFC)、福島テレビ(FTV)、福島中央テレビ(FCT)、福島放送(KFB)、テレビユー福島(TUF)、エフエム福島(ふくしまFM)
交通網
南東北は、東北新幹線や山形新幹線をはじめとする鉄道網と、東北自動車道、常磐自動車道、磐越自動車道などの高速道路網が整備され、東京圏や日本海側を結ぶ交通の要衝となっている。
よくある質問
南東北に含まれる県は何県ですか?
南東北の対義語は何ですか?
南東北の気象予報における呼称は何ですか?
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参考文献
平成27年国勢調査 最終報告書「日本の人口・世帯」(総務省統計局)
デジタル大辞泉「南東北」(コトバンク)
気象庁「地域名」