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ミシシッピ川:北米大陸を貫く大河

ミシシッピ川:北米大陸を貫く大河

📌 主なポイント

  • ✓ミシシッピ川の全長は約3,734kmであり、アメリカ合衆国で2番目に長い河川である。
  • ✓源流はミネソタ州のイタスカ湖に位置する。
  • ✓オハイオ川やミズーリ川などの主要な支流を合わせ、最終的にメキシコ湾へ注ぐ。

ミシシッピ川は、北アメリカ大陸を南北に流れるアメリカ合衆国で2番目に長い河川です。ミネソタ州北部のイタスカ湖を源流とし、メキシコ湾まで約3,734kmの距離を流下します。その名称は、オジブワ族の言葉で「偉大な川」を意味する「misi-ziibi」に由来しています。

ミシシッピ川の全景
ミシシッピ川の全景
地図
地図
流域図
流域図

地理と流域

源流であるイタスカ湖の標高は約450mであり、河口のメキシコ湾まで緩やかな勾配で流れます。この地形的特徴により、古くから重要な水運ルートとして利用されてきました。セントルイス付近でミズーリ川やイリノイ川と合流し、さらに下流のカイロ付近でオハイオ川を合わせることで、その水量は劇的に増加します。

ミシシッピ川の水源であるイタスカ湖
ミシシッピ川の水源であるイタスカ湖
ニューオーリンズ市付近を流れるミシシッピ川
ニューオーリンズ市付近を流れるミシシッピ川

歴史と経済

ミシシッピ川沿岸は、かつてフランス領であった歴史から、セントポールからニューオーリンズに至るまでフランス文化の影響を受けた都市が点在しています。19世紀以降、アメリカ合衆国の領土拡大とともに、この川は農業や工業製品を輸送する大動脈として発展しました。

カホキア遺跡のマウンド
カホキア遺跡のマウンド
ニューオーリンズのミシシッピ川を走る蒸気船ナチェズ号
ニューオーリンズのミシシッピ川を走る蒸気船ナチェズ号
トウボートに押されてミシシッピ川を上る艀
トウボートに押されてミシシッピ川を上る艀

環境と保全

上流部にはラムサール条約登録地である野生生物保護区が存在し、多様な魚類や鳥類の生息地となっています。一方で、デルタ地帯では地盤沈下や浸食が進行しており、環境保全が重要な課題となっています。

下流エリア
下流エリア
メンフィスにおけるミシシッピ川水位
メンフィスにおけるミシシッピ川水位
流域の概観
流域の概観

参考文献

  1. 最長はミシシッピ川支流の、4130kmのミズーリ川
  2. Kammerer, J.C. (1990年5月). “Largest Rivers in the United States”. U.S. Geological Survey. 2011年2月22日閲覧。
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  4. 「アメリカ」(世界地誌シリーズ4)p26 矢ヶ﨑典隆編 朝倉書店 2011年4月25日初版第1刷
  5. “Upper Mississippi River Floodplain Wetlands | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2010年5月1日). 2023年4月13日閲覧。
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  7. 「海洋学 原著第4版」p418 ポール・R・ピネ著 東京大学海洋研究所監訳 東海大学出版会 2010年3月31日第1刷第1版発行
  8. 「世界探検全史 下巻 道の発見者たち」p112 フェリペ・フェルナンデス-アルメスト著 関口篤訳 青土社 2009年10月15日第1刷発行
  9. 「アリステア・クックのアメリカ史(上)」p77 アリステア・クック著 鈴木健次・櫻井元雄訳 NHKブックス 1994年12月25日第1刷発行
  10. 「世界港湾史 世界の港と水運ネットワークの発達史」p253-254 関口信一郎 亜璃西社 2023年10月31日第1刷発行
  11. 「世界港湾史 世界の港と水運ネットワークの発達史」p254 関口信一郎 亜璃西社 2023年10月31日第1刷発行
  12. 「ルイス=クラーク探検 アメリカ西部開拓の原初的物語」p9 明石紀雄 世界思想社 2004年12月25日第1刷
  13. 「商業史」p197 石坂昭雄、壽永欣三郎、諸田實、山下幸夫著 有斐閣 1980年11月20日初版第1刷
  14. 「商業史」p200 石坂昭雄、壽永欣三郎、諸田實、山下幸夫著 有斐閣 1980年11月20日初版第1刷
  15. 「世界港湾史 世界の港と水運ネットワークの発達史」p256-257 関口信一郎 亜璃西社 2023年10月31日第1刷発行
  16. 「ベラン世界地理体系17 アメリカ」p174 田辺裕・竹内信夫監訳 朝倉書店 2008年6月30日初版第1刷
  17. 「地球を旅する地理の本 6 北アメリカ・オーストラリア」p90 大月書店 1993年11月29日第1刷発行
  18. 「舟運都市 水辺からの都市再生」p25 三浦裕二・陣内秀信・吉川勝秀編著 鹿島出版会 2008年2月20日発行
  19. https://ja.wikisource.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95#.E7.AC.AC1.E6.9D.A1 アメリカ合衆国憲法 ウィキソース 2015年5月2日閲覧
  20. 「世界地誌シリーズ4 アメリカ」p24 矢ヶ崎典隆編 2011年4月25日初版第1刷 朝倉書店
  21. GRDC - Mississippi Basin