気象官署
宮古島地方気象台の概要と観測業務

沖縄県宮古島市にある宮古島地方気象台の歴史、管轄区域、気象観測業務、アメダスなどの観測所について詳しく解説します。
📌 主なポイント
- ✓宮古島地方気象台は沖縄県宮古島市に位置し、宮古島地方を管轄する地方気象台である。
- ✓1937年10月28日に中央気象台宮古島測候所として創立された。
- ✓1966年9月の第2宮古島台風では、日本の観測史上第1位となる最大瞬間風速85.3m/sを観測した。
- ✓ミヤコマドボタルやイワサキクサゼミなど、宮古地方特有の生物季節観測を行っている。
宮古島地方気象台(みやこじまちほうきしょうだい)は、沖縄県宮古島市にある気象庁の地方気象台である。沖縄気象台の管轄下にあり、宮古島地方(宮古諸島)を対象とした気象観測、予報業務、地震・津波業務、および防災・広報業務を行っている。

沿革
宮古島地方気象台の歴史は、1937年(昭和12年)10月28日に中央気象台宮古島測候所として創立されたことに始まる。1939年(昭和14年)11月1日に宮古島測候所となり、戦後は1950年(昭和25年)1月1日から琉球政府所管となった。
その後、1965年(昭和40年)8月1日に宮古島気象台へ改称され、1972年(昭和47年)5月15日の沖縄の本土復帰に伴い、現在の名称である宮古島地方気象台となった。
主な業務と台風観測
宮古地方は過去に幾度も大型台風による甚大な被害を受けてきた地域であり、気象観測は同気象台において極めて重要な業務となっている。観測史上では、1959年9月の宮古島台風(最低中心気圧908.1hPa)、1966年9月の第2宮古島台風(最大瞬間風速85.3m/s)、1968年9月の第3宮古島台風、2003年9月の平成15年台風第14号などで記録的な数値を観測している。
通常の気象観測業務のほか、宮古地方に特徴的な生物季節観測も実施している。これにはミヤコマドボタルの初見、イワサキクサゼミやミヤコニイニイゼミの初鳴、サシバの南下初見、ヒカンザクラの開花・満開、デイゴやリュウキュウコスミレの開花などが含まれる。
観測所とアメダス
宮古島地方気象台の管内には、地域気象観測システム(アメダス)や各種観測所が設置されている。
- 宮古島地方気象台(宮古島市平良字下里):降水量、気温、風、日照、気圧を観測
- 城辺地域気象観測所(宮古島市城辺字新城):降水量を観測
- 鏡原地域気象観測所(宮古航空気象観測所内):降水量、気温、風を観測
- 下地島地域気象観測所(下地島航空気象観測所内):降水量、気温、風を観測
- 中筋地域気象観測所(多良間航空気象観測所内):降水量、気温、風を観測
よくある質問
宮古島地方気象台の管轄区域はどこですか?
沖縄県宮古島地方(宮古諸島)を管轄しています。
宮古島地方気象台はいつ設立されましたか?
1937年(昭和12年)10月28日に中央気象台宮古島測候所として創立されました。
どのような台風の記録を残していますか?
1959年の宮古島台風での最低中心気圧908.1hPaや、1966年の第2宮古島台風での最大瞬間風速85.3m/s(日本の観測史上第1位)などを観測しています。
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