暦学
壬辰(干支)の解説

干支の組み合わせの一つである「壬辰(みずのえたつ)」について、陰陽五行説に基づく性質や、歴史的な出来事、暦における計算方法を解説します。
📌 主なポイント
- ✓壬辰は60干支の第29番目である。
- ✓十干の「壬」は陽の水、十二支の「辰」は陽の土を表す。
- ✓1592年の文禄の役は、朝鮮において「壬辰倭乱」と呼ばれる。
- ✓西暦年を60で割って32が余る年が壬辰の年である。
壬辰(みずのえたつ、じんしん)は、干支(かんし)の組み合わせの一つで、60通りある干支の第29番目に位置します。前は辛卯(かのとう)、次は癸巳(みずのとみ)です。
陰陽五行による性質
陰陽五行説において、十干の「壬(みずのえ)」は陽の水、十二支の「辰(たつ)」は陽の土に分類されます。これらは相剋の関係(土剋水)にあります。
壬辰の年
西暦年を60で割った際に32が余る年が壬辰の年となります。直近では1952年、2012年があり、次は2072年が該当します。
歴史的出来事
壬辰の年に起きた著名な出来事として、1592年(文禄元年)の文禄の役が挙げられます。この戦役は、朝鮮半島では壬辰倭乱(じんしんわらん)と呼ばれています。
壬辰の月と日
暦における壬辰の月は、西暦年の下1桁が1または6(十干が辛または丙)となる年の3月が該当します。ただし、これは旧暦や節月(清明から立夏の前日まで)の定義によって異なります。また、壬辰の日は選日において「十方暮(じっぽうぐれ)」の9日目にあたります。


よくある質問
壬辰の読み方は?
一般的には「みずのえたつ」と読みます。音読みでは「じんしん」と読まれることもあります。
壬辰の年はいつですか?
西暦年を60で割って32が余る年です。直近では2012年、次は2072年となります。
壬辰倭乱とは何ですか?
1592年に始まった文禄の役の朝鮮側での呼称です。
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参考文献
- 日本暦学会『暦の基礎知識』
- 『大辞泉』「干支」の項