暦
壬午(干支)の解説
干支の19番目である「壬午(みずのえうま)」について、陰陽五行説に基づく性質や歴史的な出来事、選日との関係を解説します。
📌 主なポイント
- ✓壬午は干支の組み合わせの第19番目である。
- ✓十干の「壬(陽の水)」と十二支の「午(陽の火)」から成り、相剋の関係にある。
- ✓西暦年を60で割って22が余る年が壬午の年である。
- ✓歴史的な出来事として、天正壬午の乱や壬午事変(壬午軍乱)がある。
壬午(みずのえうま、じんご)は、干支(十干十二支)の組み合わせの一つで、60年周期で巡る干支の第19番目にあたります。前年は辛巳(かのとみ)、翌年は癸未(みずのとひつじ)です。
陰陽五行説における性質
陰陽五行説において、十干の「壬(みずのえ)」は陽の「水」、十二支の「午(うま)」は陽の「火」に分類されます。これらは「水剋火(すいこくか)」の関係にあり、水が火を消すという相剋の状態にあるとされています。
壬午の年
西暦年を60で割った際に22が余る年が壬午の年となります。歴史上、壬午の年には以下のような出来事が記録されています。
- 202年:後漢末期、黎陽の戦い(曹操と袁譚・袁尚の対立)。
- 262年:三国時代、蜀漢の姜維による北伐。
- 1582年:天正壬午の乱。本能寺の変後の甲斐・信濃を巡る争い。
- 1882年:壬午事変(壬午軍乱)。朝鮮半島で発生した軍事反乱。
壬午の月と日
壬午の月は、西暦年の下1桁が0または5(十干が庚または乙)となる年の5月に巡ってきます。ただし、これは旧暦や節月(芒種から小暑の前日まで)の定義によって適用範囲が異なる場合があります。
壬午の日は、選日において「小土」の5日目にあたります。
よくある質問
壬午の読み方は?
一般的には「みずのえうま」と読みます。また、十干と十二支の音読みを組み合わせた「じんご」という読み方も存在します。
壬午の年は何年おきに巡ってきますか?
干支は60年で一巡するため、60年ごとに巡ってきます。
壬午の日は選日と関係がありますか?
はい、壬午の日は小土の5日目にあたります。
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参考文献
- 暦計算研究会編『新版 暦の百科事典』
- 日本史用語辞典