地球科学
MODIS(中分解能イメージング分光放射計)の概要と地球観測

NASAが開発した地球観測衛星「テラ」および「Aqua」に搭載されている可視・赤外域の放射計「MODIS」の観測波長、空間解像度、主な観測対象について解説します。
📌 主なポイント
- ✓MODISはアメリカ航空宇宙局(NASA)が開発した可視・赤外域の放射計である。
- ✓地球観測衛星「テラ」および「Aqua」に搭載されている。
- ✓観測波長帯は0.4µmから14.4µmの範囲に36のバンドを持つ。
- ✓直下における水平解像度はバンドにより250m、500m、1kmに分かれている。
MODIS(MODerate resolution Imaging Spectroradiometer)は、アメリカ航空宇宙局(NASA)によって開発された可視・赤外域の放射計である。地球観測システム(Earth-Observing-System: EOS)計画の一環として、「テラ」(EOS AM)および「Aqua」(EOS PM)の各人工衛星に搭載されている。

観測仕様と性能
観測波長帯は0.4µmから14.4µmの範囲にわたり、合計36のバンドを有している。直下における水平解像度はバンドによって異なり、2バンドが250m、5バンドが500m、残りのバンドが1kmとなっている。
主な観測対象と利用分野
地表、大気中微粒子(エアロゾル)、および大気からの放射を観測することにより、地球環境に関する多様な物理量が算出される。
- エアロゾルの光学的特性(光学的厚さ、粒径分布)
- 雲の分布および状態
- 海面水温および海色(クロロフィルa濃度)
- 積雪分布および雪氷面温度
- 陸上の植生指数
- 森林火災などの熱異常の検出


よくある質問
MODISとは何ですか?
MODISは、アメリカ航空宇宙局(NASA)が開発した可視・赤外域の放射計であり、地球観測システム(EOS)の衛星に搭載されています。
MODISはどの衛星に搭載されていますか?
地球観測システムである「テラ」(EOS AM)および「Aqua」(EOS PM)に搭載されています。
どのようなデータが観測できますか?
エアロゾルの特性、雲分布、海面水温、海色、積雪分布、植生指数、森林火災など、地球環境に関する幅広いデータが観測されます。
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参考文献
NASA Official Site および提供されたウィキペディアの原稿に基づく。