国家・地理
モルドバの概要と歴史的背景

東ヨーロッパの内陸国モルドバの歴史、地理、経済、およびソ連からの独立から現代に至るまでの政治的変遷を解説する百科事典記事。
📌 主なポイント
- ✓モルドバ共和国は東ヨーロッパの内陸国であり、首都はキシナウである。
- ✓1991年8月27日にソビエト連邦から独立を達成した。
- ✓西にルーマニア、北・東・南にウクライナと国境を接している。
モルドバ共和国(モルドバきょうわこく、ルーマニア語: Republica Moldova)は、東ヨーロッパに位置する内陸の共和制国家である。首都および最大の都市はキシナウである。
西側をルーマニア、北・東・南側をウクライナと国境を接しており、国土面積は約3万3,851平方キロメートルである。
歴史
モルドバの領域は、歴史的にモルダヴィアと呼ばれた地域の一部に属している。中世にはモルダヴィア公国が成立したが、のちにオスマン帝国の属国となった。19世紀初頭、露土戦争の結果として結ばれた1812年のブカレスト条約により、国土の大半にあたるベッサラビア地方は帝政ロシアに併合された。
第一次世界大戦末期の1917年のロシア革命を経て、同年「モルダビア民主共和国」として独立宣言が出され、1918年にはルーマニア王国との統合が決定された。しかし、第二次世界大戦中の1940年、独ソ不可侵条約の秘密議定書(モロトフ・リッベントロップ協定)に基づきソビエト連邦がベッサラビアを占領し、モルダヴィア・ソビエト社会主義共和国が建国された。
1991年8月27日、ソビエト連邦の崩壊に伴い同共和国は独立を宣言し、現在の名称である「モルドバ」となった。
政治と行政
モルドバは議会制の共和制国家であり、国家元首は大統領、政府の首脳は首相が務める。独立後も国内のドニエストル川東岸地域(トランスニストリア)には自称「沿ドニエストル共和国」が実効支配を続けるなど、領土や安全保障上の課題を抱えている。また、欧州連合(EU)への加盟を目指した動きや、ロシアとの地政学的関係における緊張が続いている。
経済
ソビエト連邦の崩壊後、工業および農業生産の構造変化に伴い、サービス業が経済の中心となりつつある。農産物やワイン生産が伝統的な産業として知られている。
よくある質問
モルドバの首都はどこですか?
首都はキシナウです。
モルドバはいつ独立しましたか?
1991年8月27日にソビエト連邦から独立を宣言しました。
モルドバの公用語は何ですか?
ルーマニア語が公用語として認められています。
関連記事
ルーマニアウクライナソビエト連邦キシナウ
参考文献
モルドバ共和国(Republic of Moldova)基礎データ - 日本国外務省ほか信頼できる公的機関資料に基づく。