百科事典

マイペディア:平凡社のコンパクトな小百科事典

平凡社が刊行したコンパクトな百科事典「マイペディア」の歴史、書籍版から電子辞書やインターネット(コトバンク)への展開について解説します。

📌 主なポイント

  • マイペディアは平凡社が刊行した一冊完結型のコンパクトな百科事典である。
  • 前身は1954年に初版が発行された『小百科事典』である。
  • 1990年に『マイペディア』としての刊行が開始された。
  • 2009年4月からインターネットサイト「コトバンク」に情報が提供されている。

マイペディア(My Pedia)は、株式会社平凡社が刊行した一冊完結型のコンパクトな小百科事典である。前身となったのは平凡社の『小百科事典』であり、書籍版の刊行にとどまらず、時代の移行とともにCD-ROM、電子辞書、インターネット配信など多様な媒体へ積極的に展開されたことで知られる。

歴史と沿革

平凡社は1954年に『小百科事典』を発行し、その後1973年や1982年に増補改訂版を重ねた。1990年に同書を新装・改訂する形で、新たな名称である『マイペディア』が刊行された。書籍版は1994年に第2版、1995年に第3版(新装新訂版)が刊行され、1996年に「最新日本現勢」のデータを差し替えた版をもって書籍版の最終版となった。

デジタル展開とメディアの移行

1990年代半ば以降、デジタル媒体への対応が進められた。1994年には電子ブック(EB)版が刊行され、1997年には日立製作所との共同出資により設立された日立デジタル平凡社からCD-ROM版『マイペディア97』が発売された。以降、毎年の改訂版や各種OS対応版、PDA向けのCD-ROM版がリリースされている。

2000年4月に日立デジタル平凡社が解散した後は、日立システムアンドサービス(現・日立ソリューションズ)へコンテンツが移管された。その後もソースネクストからのCD-ROM版発売や、カシオ計算機・シャープなどの電子辞書端末向けコンテンツとしての収録が行われている。

インターネットでの展開

インターネット黎明期からオンラインサービスへの提供が行われており、1999年には『ネットで百科』やi-mode向けの『電話で百科』内にてコンテンツが提供された(いずれも2013年にサービス終了)。2009年4月からは、朝日新聞社などが運営するインターネット上の事典サイト「コトバンク」へ情報が無償提供され、記事の一部が掲載されている。

よくある質問

マイペディアの出版元はどこですか?
平凡社です。
マイペディアの前身となった事典は何ですか?
1954年から発行されていた平凡社の『小百科事典』です。
インターネット上でマイペディアの情報を閲覧できるサイトはどこですか?
2009年4月以降、「コトバンク」に情報が提供されています。

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参考文献