気象機関

奈良地方気象台の概要と歴史

奈良地方気象台の概要と歴史
奈良地方気象台の歴史、業務内容、および奈良県内の気象観測体制について解説します。大阪管区気象台の管轄下で防災情報を発信しています。

📌 主なポイント

  • 奈良地方気象台は大阪管区気象台の管轄下にある。
  • 1887年に奈良県立八木測候所として設立されたのが始まりである。
  • 2017年に奈良市西紀寺町へ庁舎が移転した。

奈良地方気象台は、奈良県奈良市に拠点を置く気象庁の地方機関であり、大阪管区気象台の管轄下にあります。奈良県内における地上気象観測、地域気象観測(アメダス)、生物季節観測のほか、予報業務や地震情報、防災関連情報の提供を行っています。

沿革

奈良における気象観測の歴史は古く、1887年(明治20年)1月1日に設立された奈良県立八木測候所にまで遡ります。その後、国営移管や名称変更を経て、1953年(昭和28年)には奈良市半田開町へ移転し、奈良測候所となりました。1957年(昭和32年)9月1日の機構改革により、現在の奈良地方気象台へと昇格しました。

2017年(平成29年)3月9日には、奈良市西紀寺町へ庁舎が移転されました。なお、気象観測を行うための露場は、庁舎とは別の場所に設置されています。

観測体制

奈良地方気象台は、県内の気象状況を把握するため、各地に設置されたアメダス(地域気象観測システム)を活用しています。これらの観測データは、日々の天気予報や警報・注意報の発表、および気象年報の作成に利用されています。

奈良地方気象台の庁舎外観
奈良地方気象台の庁舎外観

天気予報区分

奈良県内の天気予報は、地理的特性や気象条件を考慮し、以下の5つの区分に分けられています。

  • 北西部:奈良市、大和高田市、大和郡山市、天理市、橿原市、桜井市、御所市、生駒市、香芝市、および周辺の町村
  • 北東部:宇陀市、山辺郡山添村
  • 五條・北部吉野:五條市(大塔町を除く)、吉野郡吉野町、大淀町、下市町
  • 南東部:宇陀郡曽爾村、御杖村、吉野郡黒滝村、天川村、下北山村、上北山村、川上村、東吉野村
  • 南西部:五條市(大塔町)、吉野郡野迫川村、十津川村

よくある質問

奈良地方気象台はどこにありますか?
奈良県奈良市西紀寺町に位置しています。
どのような業務を行っていますか?
奈良県内の地上気象観測、アメダスによる地域気象観測、予報業務、防災情報の提供などを行っています。
奈良県の天気予報区分はいくつありますか?
北西部、北東部、五條・北部吉野、南東部、南西部の計5つの区分に分けられています。

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気象庁大阪管区気象台アメダス気象観測

参考文献

  • 奈良地方気象台『奈良県の気象 平成20年(2008年)年報』2008年。
  • 気象庁『地域気象観測所一覧』2024年12月18日。