国立国会図書館の概要と歴史:日本唯一の法定納本図書館

📌 主なポイント
- ✓国立国会図書館は、国会法および国立国会図書館法に基づき設置された日本唯一の法定納本図書館である。
- ✓1948年2月に発足し、同年6月に赤坂離宮を仮庁舎として開館した。
- ✓東京本館、関西館、国際子ども図書館などを中心とする施設網を持ち、国会の立法活動を補佐するとともに一般へのサービスを行う。
国立国会図書館(こくりつこっかいとしょかん、英: National Diet Library)は、日本の国会議員の調査研究、行政、ならびに日本国民のために奉仕することを目的として設置された日本の国会の機関に属する図書館である。また、納本制度に基づき、日本国内で出版されたすべての出版物を収集・保存する日本唯一の法定納本図書館としての機能も有している。設置根拠は国会法第130条および国立国会図書館法第1条に基づく。
設立の経緯と沿革
国立国会図書館の淵源は、大日本帝国憲法下における帝国議会の貴族院図書館、衆議院図書館、および文部省所属の帝国図書館の3館に求められる。第二次世界大戦後の1947年に施行された日本国憲法の下で、国会が唯一の立法機関と定められたことに伴い、国会議員の十分な立法活動を補佐する調査機関としての議会図書館の拡充が図られた。
1948年に国立国会図書館法が制定され、米国議会図書館をモデルとして議会図書館と国立図書館の機能を兼ね備えた機関として発足した。初代館長には金森徳次郎が就任し、同年6月に赤坂離宮を仮庁舎として正式に開館した。その後、1949年には上野にあった国立図書館が統合され、国内唯一の国立図書館となった。
組織と施設
国立国会図書館は、中央の図書館と支部図書館によって構成されている。中央の図書館としては、東京都千代田区永田町に位置する東京本館と、京都府相楽郡精華町に位置する関西館が置かれており、国会議事堂内には国会分館が設置されている。また、支部図書館として、東京都台東区上野公園にある国際子ども図書館のほか、最高裁判所図書館および行政各部門に置かれる複数の支部図書館が存在する。
主な機能とサービス
国立国会図書館の主要な役割には、国会に対する調査及び立法考査局を通じた立法支援、国内出版物の網羅的収集・保存、そして一般利用者への資料提供サービスが含まれる。また、近年では「国立国会図書館デジタルコレクション」を通じたデジタル化資料の提供や、図書館向けおよび個人向けの送信サービスなど、非来館型サービスの拡充も進められている。
よくある質問
国立国会図書館の主な目的は何ですか?
国立国会図書館の法的な設置根拠は何ですか?
法定納本制度とは何ですか?
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参考文献
- 国立国会図書館ホームページ
- 国立国会図書館法