法律
特定特殊自動車排出ガス規制法(オフロード法)の概要と対象範囲
特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(オフロード法)の目的、対象となる車両の具体例、および出力別の適用開始日について解説する事典記事。
📌 主なポイント
- ✓特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律は、大気汚染の防止と国民の健康・生活環境の保全を目的としている。
- ✓産業用、建設用、農業用の各種特殊自動車やフォークリフト、ブルドーザ、農耕用トラクターなどが対象となる。
- ✓原動機の定格出力や燃料の種類(軽油、ガソリン、LPG)に応じて、平成18年から段階的に適用開始日が設定されている。
特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(通称:オフロード法)は、特定原動機及び特定特殊自動車に関する技術上の基準を定め、その使用に関して必要な規制を行うことなどを目的とした日本の法律である。特定特殊自動車からの排出ガスを抑制し、大気汚染を防ぐことで国民の健康を保護し、生活環境を保全することを目指している。
対象となる特定特殊自動車
本法の規制対象となる特定特殊自動車の代表的な例としては、以下の産業用、建設用、農業用の各種車両が挙げられる。
- 産業用:フォークリフト等
- 建設用:ブルドーザ、バックホウ(ホイール・クローラ型)、クローラクレーン、トラクタショベル(ホイール・クローラ型)、ホイールクレーン(ラフテレーンクレーン)等
- 農業用:刈り取り脱穀作業用自動車、農耕用トラクター等
オフロード法の規制開始時期
特定原動機の定格出力や使用する燃料の種類に応じて、規制の適用開始日が段階的に定められている。
軽油を燃料とする特定特殊自動車
| 特定原動機の定格出力 | 適用開始日 | 備考 |
|---|---|---|
| 130 kw以上560 kw未満 | 平成18年10月1日 | 継続生産車及び輸入車については平成20年8月31日 |
| 19 kw以上37 kw未満 | 平成19年10月1日 | 継続生産車及び輸入車については平成20年8月31日 |
| 75 kw以上130 kw未満 | 平成19年10月1日 | 継続生産車及び輸入車については平成20年8月31日 |
| 37 kw以上56 kw未満 | 平成20年10月1日 | 継続生産車及び輸入車については平成21年8月31日 |
| 56 kw以上75 kw未満 | 平成20年10月1日 | 継続生産車及び輸入車については平成22年8月31日 |
ガソリン又は液化石油ガスを燃料とする特定特殊自動車
| 特定原動機の定格出力 | 適用開始日 | 備考 |
|---|---|---|
| 130 kw以上560 kw未満 | 平成18年10月1日 | 継続生産車及び輸入車については平成20年8月31日 |
よくある質問
オフロード法の主な目的は何ですか?
特定特殊自動車からの排出ガスを抑制し、大気汚染を防止することで国民の健康を保護し、生活環境を保全することを目的としています。
どのような車両が規制の対象になりますか?
フォークリフトなどの産業用機械、ブルドーザやバックホウ、クローラクレーンなどの建設用機械、および農耕用トラクターや刈り取り脱穀作業用自動車などの農業用機械が対象となります。
規制の適用開始日は一律ですか?
いいえ、原動機の定格出力や使用する燃料(軽油・ガソリン・液化石油ガス)の種類に応じて、段階的に適用開始日が定められています。
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参考文献
特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(法令データ提供システム)に基づく。