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OKI(沖電気工業)の歴史と事業概要

OKI(沖電気工業)の歴史と事業概要
日本初の通信機器メーカーとして創業したOKI(沖電気工業)の歴史、事業内容、および現代における技術展開について解説します。

📌 主なポイント

  • 1881年に沖牙太郎が明工舎として創業した、日本初の通信機器メーカー。
  • 現金自動預け払い機(ATM)において国内外で高いシェアを持つ。
  • 芙蓉グループに属しており、NTTグループとの歴史的な結びつきが強い。
  • 2027年4月1日に正式社名を「株式会社OKI」へ変更予定。

OKI(沖電気工業株式会社)は、東京都港区に本社を置く日本の大手電機メーカーです。1881年(明治14年)に沖牙太郎によって創業された「明工舎」を前身とし、日本で最初の通信機器メーカーとして知られています。長年にわたり電話交換機などの通信インフラを支え、旧日本電信電話公社(NTT)との深い関係から「電電ファミリー」の一角を占めてきました。

歴史と沿革

1881年の創業以来、OKIは日本の通信技術の発展とともに歩んできました。1896年には国産初の直列複式交換機を納入するなど、黎明期から技術力を発揮しました。戦後は企業再建整備法を経て1949年に現法人が設立され、1951年には東京証券取引所に上場しました。

かつては浅野財閥系企業でしたが、戦後の財閥解体を経て、現在は旧安田財閥をルーツとする芙蓉グループに属しています。2027年4月1日には、正式社名を「株式会社OKI」へ変更する予定です。

主な事業内容

現在のOKIは、情報通信、メカトロシステム、プリンター、EMS(電子機器受託製造サービス)を主要な事業部門として展開しています。特に現金自動預け払い機(ATM)は国内外で高いシェアを誇り、金融機関のインフラを支えています。

また、防衛分野においても潜水艦用ソナーシステムやソノブイなどの納入実績があり、軍需企業としての側面も持ち合わせています。近年では、プリンター事業の再編や、EV・自動運転向け車載電子機器の信頼性試験サービス、水中音響技術を活用した海洋関連技術の社会実装など、先端技術分野への注力も進めています。

企業体制と戦略

OKIは、デジタル化の進展に伴い、従来の電話交換機などのレガシー事業から、情報と通信が融合したソリューション提供型企業への転換を図っています。2025年には事務機連合への合流を発表するなど、技術連携や基盤強化を推進しています。

よくある質問

OKIの正式名称は何ですか?
現在は「沖電気工業株式会社」ですが、2027年4月1日に「株式会社OKI」へ社名変更する予定です。
OKIはどのような製品を製造していますか?
ATMなどの金融自動化機器、プリンター、通信機器、防衛関連機器、およびEMS(電子機器受託製造サービス)などを提供しています。
OKIはどの企業グループに属していますか?
旧安田財閥をルーツとする芙蓉グループに属しています。

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NTT芙蓉グループ電機メーカーATM

参考文献

  • 日本経営史研究所『沖電気工業120年史』2001年。
  • 日本経済新聞「OKI、正式社名を「OKI」に 沖電気工業から変更」2026年3月5日。
  • 日本経済新聞「OKI、事務機連合に合流 リコー・東芝と拠点や技術連携」2025年2月14日。