歴史・地理
旧世界の地理的概念と歴史的背景

旧世界(アフロ・ユーラシア大陸)の定義、歴史的背景、新世界との対比について解説する百科事典記事。
📌 主なポイント
- ✓旧世界は、ヨーロッパ、アジア、アフリカのアフロ・ユーラシア大陸および周辺島嶼部を指す。
- ✓クリストファー・コロンブスによるアメリカ大陸の到達以降に生まれたレトロニムである。
- ✓アメリカ大陸やオーストラリア大陸などを指す「新世界」に対する呼称として用いられる。
旧世界(きゅうせかい、英: The Old World)とは、ヨーロッパ、アジア、アフリカを含むアフロ・ユーラシア大陸およびその周辺の島々を指す地理的・歴史的な名称である。「旧大陸」とも呼ばれる。

用語の由来と歴史的背景
この名称は、15世紀末のクリストファー・コロンブスによるアメリカ大陸の航海以降にヨーロッパの知るところとなった地域に対して用いられるようになった。それまでヨーロッパ、アジア、アフリカの3大州が世界のすべてとして認識されていたため、アメリカ大陸やその後にヨーロッパ人によって認知されたオーストラリア大陸などの地域を「新世界(あるいは新大陸)」と総称するのに対し、相対的に「旧世界」と呼ばれるようになったレトロニムの一つである。

関連する概念
歴史学や生物地理学などの分野において、「旧世界」という区分は人類の歴史、文明の発展、および動植物の分布(旧世界と新世界の生物地理区など)を説明する際に対比概念として用いられることが多い。
よくある質問
旧世界にはどの地域が含まれますか?
ヨーロッパ、アジア、アフリカのアフロ・ユーラシア大陸およびその周辺の島々が含まれます。
なぜ「旧世界」と呼ばれるようになったのですか?
コロンブスによるアメリカ大陸の発見以降、ヨーロッパ人にとって既知であった地域を新世界に対して区別して呼ぶ必要が生じたためです。
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参考文献
全国歴史教育研究協議会『世界史B用語集』山川出版社、2008年。