気候学
温帯夏雨気候の特徴と分布地域

ケッペンの気候区分における温帯夏雨気候(Cwa、Cwb、Cwc)の特徴や分布地域、条件について解説します。
📌 主なポイント
- ✓温帯夏雨気候はケッペンの気候区分における温帯に属する。
- ✓気候記号はCwa、Cwb、Cwcで表される。
- ✓夏季に降水量が多く、冬季は降水量が大幅に少なくなる。
温帯夏雨気候(おんたいかうきこう)は、ケッペンの気候区分のひとつで、温帯に属する気候型です。温暖冬季少雨気候や亜熱帯モンスーン気候とも呼ばれます。

気候の定義と分類条件
気候記号はCwa、Cwb、Cwcで表され、Cは温帯、wは冬季小雨を示します。主な条件として、最寒月の日平均気温が-3℃以上18℃未満であり、最暖月の日平均気温が10℃以上であることが挙げられます。さらに最多雨月が夏季に位置し、雨量の比率に関する特定の条件を満たします。

最暖月の日平均気温によって、さらに3つの細分類に分けられます。
- Cwa:最暖月の日平均気温が22℃以上。
- Cwb:最暖月の日平均気温が10℃以上22℃未満かつ、日平均気温が10℃以上の月が4か月以上。
- Cwc:最暖月の日平均気温が10℃以上22℃未満かつ、日平均気温が10℃以上の月が3か月以下。

特徴と分布
夏季は降水量が多くなりますが、冬季は降水量が大幅に減少して小雨になる点が特徴です。東アジアの一部やインド北部、ブラジル南西部、アフリカ中南部などに分布しています。

よくある質問
温帯夏雨気候の気候記号は何ですか?
Cwa、Cwb、Cwcです。
降水量の特徴は何ですか?
夏季は降水量が多く、冬季は降水量が大幅に少なくなります。
関連記事
ケッペンの気候区分温帯Cwa気候学
参考文献
矢澤大二『気候地域論考―その思潮と展開―』古今書院、1989年。
帝国書院編集部『新詳高等地図』帝国書院、2017年。
二宮書店編集部『詳解現代地図』二宮書店、2017年。