地理情報システム
オープンストリートマップの概要と地理データプロジェクト

自由に利用・編集可能な世界地図を作成するオープンコラボレーションプロジェクト「オープンストリートマップ(OSM)」の概要、ライセンス、利用法について解説します。
📌 主なポイント
- ✓オープンストリートマップ(OSM)は2004年8月9日に開始された。
- ✓地図データのライセンスは2012年9月にオープンデータベースライセンス(ODbL)1.0へ移行した。
- ✓登録ユーザーであれば誰でも地理データの編集や追加を行うことができる。
オープンストリートマップ(英語: OpenStreetMap、OSM)は、利用者が自由に利用し、編集機能を通じて協力しながら世界地図を作成するオープンコラボレーションプロジェクトである。

GPS機能を持つ携帯機器、空中写真、衛星画像、その他の地理情報システムからのデータを基本としつつ、編集ツールを用いた手動での道路や施設の追加も行われている。

登録を行ったユーザーであれば、誰でもGPSログファイルのアップロードやエディタを利用したベクトルデータの修正が可能である。


ライセンス
オープンストリートマップは当初CC BY-SAの下で発表されていたが、データの自由な利用や再配布を進めるため、2012年9月12日にオープンデータベースライセンス(ODbL)1.0へと切り替えられた。


使用法と応用
オープンストリートマップのデータは、多様なオンラインラスタ地図やオフライン用のレンダラ、ハンドヘルドGPS受信機やモバイル端末向けアプリなど、数多くの媒体を通じて提供されている。

係争地
オープンストリートマップでは、地理の現実を反映させるため、係争地の境界や領域については原則として実効支配を行っている主体の表記に準拠している。
よくある質問
オープンストリートマップの編集には事前の登録が必要ですか?
閲覧や利用には登録不要ですが、地図データの編集や修正を行うにはユーザー登録が必要です。
オープンストリートマップのデータはどのようなライセンスで提供されていますか?
オープンデータベースライセンス(ODbL)1.0の下で再利用や再配布が可能となっています。
係争地の境界線はどのように表現されていますか?
基本的には実際の地理的状況や実効支配を行っている主体の表記を反映させる形で表現されています。
関連記事
地理情報システムオープンデータGPSウィキペディアタウン
参考文献
- OpenStreetMap Foundation. "OpenStreetMap Statistics." 2021年8月13日.
- RWeait. "OpenStreetMap データライセンスはODbL になりました." OSM Foundation, 2012年9月12日.