音楽家
伝説のジャズピアニスト、オスカー・ピーターソンの生涯と業績

カナダ出身の偉大なジャズ・ピアニスト、オスカー・ピーターソンの生涯や音楽スタイル、数々の受賞歴について解説します。
📌 主なポイント
- ✓オスカー・ピーターソンはカナダ・モントリオール出身のジャズ・ピアニストである。
- ✓1949年にニューヨークのカーネギー・ホールでアメリカデビューを果たした。
- ✓1993年に脳梗塞で倒れながらも、リハビリを経て演奏活動に復帰した。
オスカー・ピーターソン(Oscar Emmanuel Peterson、1925年8月15日 - 2007年12月23日)は、カナダ・ケベック州モントリオール出身のジャズ・ピアニスト、作曲家である。

経歴と音楽スタイル
西インド諸島からの移民家庭に生まれたピーターソンは、5歳の頃から父親の手ほどきでピアノとトランペットを学び始めた。7歳の時に結核を患ったことをきっかけにピアノへ専念することとなり、アート・テイタムやナット・キング・コールなどから強い影響を受けた。
スイング・ジャズの流れを汲みながらもモダンな和声感覚を取り入れたスタイルを持ち、ジャズ界屈指の超絶技巧とダイナミックかつ流麗な即興演奏で広く知られている。演奏時には強靭なタッチと明快な表現力を特徴とし、愛用の楽器としてベーゼンドルファー製のピアノを好んだ。
活動と晩年
1949年、ノーマン・グランツの仲立ちによりニューヨークのカーネギー・ホールでアメリカデビューを果たした。その後、レイ・ブラウンをはじめとする著名なアーティストたちと数々の共演や録音を行い、ヴァーヴ・レコードやパブロ・レコードなどのレーベルで重要な足跡を残した。
1993年に脳梗塞を患って一時歩行が困難となったものの、過酷なリハビリを経て演奏活動に復帰を果たした。左手に不自由さを残しながらも2006年まで演奏を続け、グラミー賞の受賞や高松宮殿下記念世界文化賞の受章など、国内外で高い評価を獲得した。2007年12月23日、腎不全によりカナダ・オンタリオ州ミシサガの自宅で死去した。
よくある質問
オスカー・ピーターソンの出身地はどこですか?
カナダのケベック州モントリオールです。
どのようなピアノを好んで使用していましたか?
オーストリアのピアノメーカーであるベーゼンドルファー製のピアノを好んで使用していました。
晩年はどのような病気と闘いながら音楽活動を続けましたか?
1993年に脳梗塞で倒れましたが、リハビリを重ねて演奏活動に復帰し、2006年までピアノを弾き続けました。
関連記事
ジャズピアニストグラミー賞高松宮殿下記念世界文化賞
参考文献
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「ピーターソン」項.