日本の歴史

近江国:日本の歴史と令制国の概要

近江国:日本の歴史と令制国の概要
かつて日本の地方行政区分であった令制国の一つである近江国の歴史、名称の由来、領域について解説します。

📌 主なポイント

  • 近江国は東山道に属していた日本の令制国の一つである。
  • 現在の滋賀県全域に相当する領域を持っていた。
  • 古事記などでは「近淡海」あるいは「淡海」と表記されていた。

近江国(おうみのくに)は、かつて日本の地方行政区分であった令制国の一つであり、東山道に属しています。現在の滋賀県全域にあたる地域をその領域としていました。

名称と由来

『古事記』などの古記録においては、「近淡海(ちかつあはうみ)」や「淡海(あはうみ)」と記されていました。古代の木簡などでも「淡海」や「近淡」といった表記が見られます。国名の由来については、琵琶湖を「近淡海」と称したことに基づく説が広く知られています。

沿革の概要

大宝令の制定および施行を契機として「近江国」の表記が定着しました。近世以降は数多くの郡に分かれ、幕府領や多様な藩の領地、旗本領などが複雑に入り組む地域となりました。明治初期の変遷を経て、最終的に全域が滋賀県の管轄となり現在に至ります。

よくある質問

近江国は現在のどの都道府県にあたりますか?
現在の滋賀県全域にあたります。
近江国はどの道に属していましたか?
東山道に属していました。

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参考文献

舘野和己「『古事記』と木簡に見える国名表記の対比」『古代学』4号、2012年。 櫻井信也「「大津宮」の宮号とアフミの表記」『近江地方史研究』第32号、1996年。