記号・文字
パーセント記号の歴史と由来

パーセント記号(%)の歴史的由来や変遷について、イタリア語の表現から現代の形状に至るまでの歴史的資料に基づき解説します。
📌 主なポイント
- ✓パーセント記号(%)は、イタリア語の「per cento」に由来するという説が有力である。
- ✓1425年頃には「PC」に「cento」の「o」を添えた記号が使用されていた。
- ✓1650年頃には「Cº」部分が変形し、現在の記号の原型となる形状が現れた。
パーセント記号(%)は、数値を100分率で表す際に使用される記号である。その形状や表記方法は、歴史的な筆記の省略形から徐々に変化して現在の形に至っている。
per centoに由来する説
一般的な歴史的説明として、イタリア語の「per cento」(100あたり)に由来するという説が広く知られている。数学史家D.E.スミスらの説明によれば、古くは専用の記号が存在せず、「per cento」のほか「per 100」「p 100」「p cento」などと書き表されていた。

1425年頃になると、「PC」という文字に、「cento」の最終文字である「o」を小さな丸(序数標識「º」のような形)として添えた記号が登場した。

さらに1650年頃には、「Cº」の部分が変形して「%」を正立させたような形になり、そこから「P」の文字が脱落したとされる。1925年頃までには、斜め線を使った形が現代的であるとされるようになった。

この他にも、「cento」の略記である「c/o」や、「pc」の変形に由来する説などが提唱されている。
分数表記に由来する説
「/100」という分数表現を変形させ、「/1」の部分を1本の線に略して位置をずらすことで「%」の形が形成されたとする説も存在する。
よくある質問
パーセント記号はどのような言葉に由来していますか?
イタリア語で「100あたり」を意味する「per cento」に由来するという説が広く知られています。
いつ頃から現在の形に近い記号が使われ始めましたか?
1650年頃には「Cº」部分が変形して現在の「%」に似た正立した記号が現れ、その後「P」が脱落しました。
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参考文献
イタリア語の「per cento」およびD.E.スミスによる歴史的説明に基づく。