単位系
重量ポンド毎平方インチ
重量ポンド毎平方インチ(psi)の定義、単位記号、および関連する圧力測定の用語について解説します。
📌 主なポイント
- ✓重量ポンド毎平方インチはヤード・ポンド法における圧力・応力の単位である。
- ✓日本の計量単位令において、1 psi は正確に 6894.76 Pa と定義されている。
- ✓1000 psi は ksi と呼ばれ、材料工学などで使用される。
重量ポンド毎平方インチ(英: pound-force per square inch)は、ヤード・ポンド法における圧力および応力の単位である。記号は psi または lbf/in² と表記される。
定義と換算
1重量ポンド毎平方インチは、1平方インチの面積に対して1重量ポンド(lbf)の力が作用する圧力または応力と定義される。日本の計量単位令においては、1 psi は正確に 6894.76 Pa と定められている。
測定対象による呼称
圧力の測定基準や対象に応じて、psi に接尾辞を付加した以下の呼称が用いられることがある。
- psia (psi absolute): 絶対圧。ゲージ圧にその地域の大気圧を加えたもの。
- psig (psi gauge): ゲージ圧。大気圧との差圧。
- psid (psi difference): 差圧。2点間の圧力差。
ksi
ksi は 1000 psi を表す単位であり、重量キロポンド毎平方インチ(kilopound-force per square inch)の略称である。材料科学や機械工学の分野において、材料のヤング率や応力を示す際に用いられる。
日本における扱い
日本の計量法において、重量ポンド毎平方インチは特殊の計量を除き、取引や証明に使用することは認められていない。計量法上の単位記号としては lbf/in² が規定されている。
よくある質問
psi とは何の略ですか?
pound-force per square inch(重量ポンド毎平方インチ)の略称です。
psia と psig の違いは何ですか?
psia は絶対圧(大気圧を含む圧力)を指し、psig はゲージ圧(大気圧を基準とした圧力差)を指します。
日本で psi は使用できますか?
日本の計量法では、特殊の計量を除き、取引や証明に psi を使用することは認められていません。
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圧力ヤード・ポンド法パスカル計量法
参考文献
- 計量単位令 別表第七(第八条関係)
- 計量単位規則 別表第六(第2条関係)
- 二村隆夫 監修『丸善 単位の辞典』2002年
- Lindeburg, Michael R. (2011). Civil Engineering Reference Manual for the Pe Exam.