公益財団法人河川財団の概要と主な活動内容
📌 主なポイント
- ✓公益財団法人河川財団は1975年設立の財団法人河川環境管理財団を継承し、2013年4月1日に移行した。
- ✓国土交通省および経済産業省の共同所管である。
- ✓河川健康公園の管理や河川整備基金の運用事業などを実施している。
公益財団法人河川財団(かせんざいだん)は、河川を軸とした啓発活動や研究活動、河川健康公園の管理、河川整備基金の運用事業などを実施している日本の公益財団法人である。
沿革
1975年に設立された財団法人河川環境管理財団を前身とする。公益法人制度改革に伴い、内閣総理大臣からの公益認定を受け、2013年4月1日に現在の河川財団へ移行した。国土交通省および経済産業省の共同所管となっている。新法人への移行時に一部業務の縮小・廃止が行われたものの、基本的な活動内容は継承されている。
主な活動内容
啓発活動
河川に関する理解を深めるための啓発活動として、各種出版物の発行・配布、ウェブサイトの運営、メールマガジンの発行などを行っている。出版物は大手の図書館や教育施設で閲覧できるほか、財団内の子どもの水辺サポートセンターから郵送で入手可能であり、一部はウェブサイト上でPDFファイルとしても公開されている。
研究活動
河川に関する教育や市民活動の推進に関する研究、ならびに河川管理や水質保全に関する調査研究を実施している。研究成果は書籍として出版されるほか、研究所報告や技術資料としてウェブサイトで公表されている。
公園の管理
河川財団では、以下をはじめとする河川健康公園の管理を行っている。
- 豊平川・雁来健康公園(北海道札幌市)
- 荒川・扇健康公園(東京都足立区)
- 多摩川(神奈川県川崎市)
- 庄内川・幸心健康公園(愛知県名古屋市)
また、旧法人時代には国営淀川河川公園や国営木曽三川公園などの国営河川公園の管理を受託していた実績を持つ。
河川整備基金の運用
1988年に創設された基金であり、企業や地方募金委員会などから拠出された資金を運用している。得られた資金を基に、調査・研究、環境整備、啓発活動への助成や自主事業を展開している。
組織と体制
理事長には元国土交通省水管理・国土保全局長の関克巳が就任している。組織内には総務部や企画部の管理部門のほか、河川総合研究所や子どもの水辺サポートセンターといった研究部門が設置されている。また、北海道、東京、名古屋、大阪に事務所を置いている。