通貨
プラ (ボツワナの通貨)
ボツワナの法定通貨であるプラ(Pula)の歴史、名称の由来、補助通貨テベ、および紙幣の特徴について解説する百科事典記事。
📌 主なポイント
- ✓プラはボツワナ共和国の法定通貨であり、国際通貨コードはBWPである。
- ✓補助通貨はテベであり、1プラは100テベである。
- ✓ツワナ語で「プラ」は雨を意味し、希少な雨への感謝や繁栄の象徴として名付けられた。
- ✓1975年にボツワナ銀行が設立され、1976年にプラの発行が開始された。
プラ(pula)は、アフリカ南部に位置するボツワナ共和国の法定通貨である。国際通貨コード(ISO 4217)はBWP。補助通貨単位はテベ(thebe)であり、1プラは100テベに相当する。通貨記号は「P」、テベの略号は「t」が用いられる。
名称の由来
ツワナ語において「プラ」は「雨」を意味する。ボツワナの大部分は乾燥したカラハリ砂漠に覆われており、同国において雨は非常に希少で貴重なものであることから、国家の豊かさや繁栄を象徴する言葉として通貨名に採用された。また、雨が降った際の喜びから「万歳」という意味でも使われ、ボツワナの国のモットー(標語)の一部ともなっている。一方、補助通貨単位である「テベ」は「雨粒」を意味している。
歴史と背景
ボツワナはかつて南アフリカの通貨であるランドを通貨として使用していた。しかし、当時南アフリカで行われていたアパルトヘイト政策に対する反発に加え、同国内でのダイヤモンド採掘をはじめとする経済成長が進んだことにより、独自通貨を発行するための経済的基盤が整った。これを受けて1975年に中央銀行であるボツワナ銀行が設立され、翌1976年にプラの発行が開始された。
紙幣
ボツワナ銀行によって発行されている紙幣には、国の歴史や自然、産業を反映したデザインが採用されている。主な額面として10プラ、20プラ、50プラ、100プラ、200プラが存在する。例えば、100プラ紙幣には歴史的な三賢人(セベレ1世、バトエン1世、カーマ3世)やダイヤモンドの採掘・選別の様子が描かれている。
よくある質問
プラとはどこの国の通貨ですか?
アフリカ南部のボツワナ共和国の法定通貨です。
プラの補助通貨単位は何ですか?
補助通貨単位はテベ(thebe)で、1プラは100テベです。
「プラ」という名前の由来は何ですか?
ツワナ語で「雨」を意味します。乾燥地帯であるボツワナにおいて雨が極めて貴重であることから名付けられました。
関連記事
ボツワナボツワナ銀行ランド (通貨)カラハリ砂漠
参考文献
Bank of Botswana (ボツワナ銀行) 公式資料