日本の文学
芥川龍之介の短編小説『羅生門』の概要と成立背景

芥川龍之介による短編小説『羅生門』の概要、成立背景、あらすじ、および派生作品について解説する百科事典記事。
📌 主なポイント
- ✓「羅生門」は芥川龍之介による短編小説であり、1915年に雑誌『帝国文学』で発表された。
- ✓平安時代末期の説話集である『今昔物語集』の記述を基に構成されている。
- ✓結びの一文は発表当初から何度か改稿され、最終的に「下人の行方は、誰も知らない」という表現になった。
『羅生門』(らしょうもん)は、日本の小説家である芥川龍之介による短編小説である。人間の利己主義や、生きるために悪を選ぶ心理を克明に描いた作品として知られている。
発表と刊行の経緯
東京帝国大学在学中の無名作家時代であった1915年(大正4年)11月に、雑誌『帝国文学』へ発表された。その後、1917年(大正6年)5月には「鼻」や「芋粥」といった短編とともに阿蘭陀書房から第1短編集『羅生門』として出版され、1922年(大正11年)に改造社から出版された選集『沙羅の花』にも収録された。
よくある質問
『羅生門』の原拠となった文献は何ですか?
平安時代末期に成立したとされる説話集『今昔物語集』の本朝世俗部巻二十九および巻三十一などが基になっています。
『羅生門』はいつ発表されましたか?
1915年(大正4年)11月に雑誌『帝国文学』において発表されました。
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参考文献
- 国立国会図書館デジタルコレクション『羅生門』、1917年、阿蘭陀書房、p.14
- 一峰大二 (1988). 『羅生門・地獄変 : 芥川竜之介』. 東京: 暁教育図書.