日本の元号

霊亀 (元号)

日本の元号のひとつである霊亀(れいき)の歴史、由来、および和銅から養老へ至る時代の主な出来事について解説します。

📌 主なポイント

  • 霊亀は日本の元号のひとつで、和銅の後、養老の前に位置する。
  • 期間は西暦715年から717年までで、元正天皇の治世にあたる。
  • 和銅8年9月2日に左京職から瑞亀が献上されたことに伴い改元された。
  • 霊亀2年には第八次遣唐使が派遣され、阿倍仲麻呂や吉備真備らが留学した。

霊亀(れいき、旧字体: 靈龜)は、日本の元号のひとつ。和銅の後、養老の前。715年から717年までの期間を指し、この時代の天皇は元正天皇である。

改元と由来

和銅8年9月2日(ユリウス暦715年10月3日)、左京職から瑞亀が献上されたことを契機として改元が行われた。また、元号の典拠としては『爾雅』巻10・釈魚の記述などが挙げられる。

霊亀年間の主な出来事

霊亀年間には、元明天皇の退位と元正天皇の即位をはじめとして、以下のような歴史的出来事が記録されている。

  • 元年(715年)9月2日元明天皇が退位し、元正天皇が即位。また、全国の里を郷に改め、郷を2つまたは3つの里に分ける行政区画の再編を実施。
  • 2年(716年):和泉監を新設。第八次遣唐使が派遣され、阿倍仲麻呂、吉備真備、僧玄昉らがこれに加わり唐へ留学。
  • 2年(8月11日):志貴皇子が死去。

西暦との対照表

霊亀元年(乙卯)一月※二月※三月四月※五月六月※七月八月※九月十月十一月十二月※
ユリウス暦715/2/93/104/85/86/67/68/49/310/211/112/112/31
霊亀二年(丙辰)一月二月※三月※四月五月※六月※七月八月※九月十月十一月閏十一月※十二月
ユリウス暦716/1/292/283/284/265/266/247/238/229/2010/2011/1912/19717/1/17
霊亀三年(丁巳)一月二月※三月※四月五月※六月※七月八月※九月十月十一月※十二月
ユリウス暦717/2/163/184/165/156/147/138/119/1010/911/812/8718/1/6

※は小の月を示す。

よくある質問

霊亀はいつの時代の元号ですか?
奈良時代の715年から717年までの期間の元号です。
霊亀に改元された理由は何ですか?
元正天皇の即位の際、左京職から瑞亀が献上されたことによります。
霊亀の期間に在位していた天皇は誰ですか?
元正天皇です。

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参考文献

日本古代史料および元号に関する歴史的記録に基づく。