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回転翼航空機の概要と分類

回転翼機(回転翼航空機)の定義、ヘリコプターやオートジャイロなどの分類、法的な位置づけについて解説する百科事典記事です。
📌 主なポイント
- ✓回転翼機は回転する翼によって揚力および推力を得て飛行する重航空機である。
- ✓日本の耐空性審査要領では、ヘリコプタ、ジャイロプレン、ジャイロダインなどが回転翼航空機として定義されている。
- ✓アメリカ連邦航空局(FAA)では、ティルトローター機などを回転翼機とは異なるパワード・リフトカテゴリーに分類している。
回転翼機(かいてんよくき、英語: rotorcraft)とは、回転する翼(回転翼)によって揚力及び推力を得て飛行する航空機である。回転翼航空機(かいてんよくこうくうき、rotary-wing aircraft)とも呼ばれる。
航空機の「軽航空機/重航空機」という大区分においては、重航空機に分類される。固定翼機に比べると離着陸距離が短く、下向きの気流を直接発生させることにより低速での飛行が可能である反面、高速での飛行には制限があり、最高速度はおおむね400 km/h程度とされる。
主な分類
回転翼機には、主に以下の種類が含まれる。


法的な位置づけと制度
日本法上、航空法などにおいて「回転翼航空機」という用語が用いられているが、同法典内において回転翼航空機自体の詳細な定義は明記されていない。しかし、航空法の下で定められた耐空性審査要領の第1部「定義」においては、「回転翼航空機」を「ヘリコプタ、ジャイロプレン、ジャイロダイン等、その重要な揚力を1個以上の回転翼から得る重航空機をいう」と定義している。
一方で、ティルトローターやティルトウイングなど、推進装置の角度を変えることで垂直離着陸を行う固定翼機が回転翼航空機に含まれるかについては、日本の航空法上では明確にされていない。これに関してアメリカ合衆国の連邦航空局(FAA)では、1997年からこれらを「パワード・リフト」という独自のカテゴリーに分類し、回転翼機とは異なるライセンス区分を適用している。
よくある質問
回転翼機とはどのような航空機ですか?
回転する翼(回転翼)によって揚力および推力を得て飛行する重航空機であり、ヘリコプターやオートジャイロなどが含まれます。
回転翼機にはどのような種類がありますか?
ヘリコプター、オートジャイロ、複合ヘリコプター(ジャイロダイン)、ローター・カイトなどが含まれます。
日本の法制度における定義はどうなっていますか?
航空法に基づく耐空性審査要領の第1部において、重要な揚力を1個以上の回転翼から得る重航空機(ヘリコプタ、ジャイロプレン、ジャイロダイン等)として定義されています。
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ヘリコプターオートジャイロSTOVL複合ヘリコプター
参考文献
ブリタニカ百科事典「回転翼航空機」
Boeing「Osprey Pilots Receive First FAA Powered Lift Ratings」2010年9月14日時点のオリジナルよりアーカイブ
Boeing「Osprey Pilots Receive First FAA Powered Lift Ratings」2010年9月14日時点のオリジナルよりアーカイブ