航空機
ローター飛行機:マグヌス効果を利用した特殊な航空機

通常の固定翼の代わりに回転円筒(フレットナーのローター)を備え、マグヌス効果によって揚力を得て飛行する重航空機、ローター飛行機の歴史と特徴について解説します。
📌 主なポイント
- ✓ローター飛行機は固定翼の代わりに回転円筒(ローター)を使用して揚力を得る重航空機である。
- ✓揚力の発生にはマグヌス効果が利用されている。
- ✓開発の背景には、ゲッティンゲンの航空力学研究所におけるルートヴィヒ・プラントルの風洞実験がある。
ローター飛行機(独:Rotorflugzeug、英:Flettner airplane / Rotor airplane)とは、通常の固定翼の代わりに回転する円筒(フレットナーのローター)を備え、マグヌス効果によって揚力を得て飛行する重航空機の一種である。

アントン・フレットナーが発明したローター船は、大西洋の横断に成功して注目を集めた。ローター飛行機の開発はそれに刺激を受けて始まった。上部の写真は、アメリカ合衆国の造船所におけるローター飛行機のプロトタイプである。当時、ドイツでも同様の開発が進められていた。

航空力学的な背景
この航空機の開発は、ゲッティンゲンの航空力学研究所(Aerodynamischen Versuchsanstalt, AVA)におけるルートヴィヒ・プラントルらの研究に基づいている。プラントルが回転円筒を風洞に入れて測定したところ、ローターは固定翼面の数倍もの揚力を発生することが確認された。
よくある質問
ローター飛行機とは何ですか?
通常の固定翼の代わりに回転する円筒(フレットナーのローター)を備え、マグヌス効果によって揚力を得て飛行する重航空機の一種です。
どのような原理で揚力を得ますか?
回転する円筒(ローター)によって発生するマグヌス効果を利用して揚力を得ています。
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参考文献
ゲッティンゲン航空力学研究所(AVA)の研究資料および関連する歴史的航空機記録。